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福原遥と水上恒司、福山雅治の書き下ろし新曲に「今もホント?と思うくらい」ビックリ

SNSを中心に「とにかく泣ける」と話題となり、シリーズ累計発行部数70万部を突破したベストセラー小説を実写映画化した『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日(金)全国公開)。その最速試写会イベントが10月25日(水)に都内映画館で実施され、本編を観終えて感動に包まれた会場にW主演の福原遥、水上恒司、そして原作者・汐見夏衛がサプライズ登場した。
現代の女子高生・百合が目を覚ますと、そこは 1945 年の日本。そこで出会った彰に何度も助けられ恋をするが、彼は特攻隊員でほどなくして戦地に飛び立つ運命だった…。福山雅治による“泣ける”書き下ろし新曲『想望』が主題歌に決定したことも話題になっている。
福山による主題歌『想望』が、この日の試写会で初お披露目。水上は「彰が劇中で百合の前では見せなかった言葉や想いを歌にのせてくれていて、それは彰が言いたかったことのほとんどであって、彰がこの映画を観たら喜ぶだろうなと思いました」と作品のテーマをすくい上げて歌にしてくれた福山に感謝した。
福山が本作を鑑賞し、映画に寄り添って曲を書き下ろしたことに福原は「それを聞いたときは…ビックリしました。今もホント?と思うくらい、信じられない」といまだ半信半疑のようで、水上から優しく「ホントですよ」と教えられていた。また福原はその歌詞に触れて「この作品が伝えたいテーマやメッセージや役を演じているときに感じた思いが歌詞に詰まっていて素敵な歌。今後の自分にとっても背中を押してもらえるような歌になると思いました」としみじみしていた。


福原、水上、汐見先生の3人は、実は一般客に混ざって二階席から本編を鑑賞しており、サプライズでステージに登壇。特攻隊員・彰役の水上は「みなさん、こんばんは!まずは…福山雅治さんじゃなくてスミマセン(笑)」とはにかんでボケながら「自分たちが作ったものを世に放出する瞬間は緊張します。でもこのような形でこっそりと会場に入るのは初めてだったので不思議な気持ちでした」と初々しい表情。
現代の女子高生・百合役の福原も「私は汐見先生の原作小説を読んだ時から泣いてしまいました。映画を観ながら皆さんの感動する声も聞こえてきたので、私たちの想いが届いたのだと思って嬉しかったです。ちょっとホッとしたというか、やっと届けられたという気持ちでいっぱい」と歓喜。
原作は2016年に刊行され、そこから約7年の時を経て実写映画化が実現。これに汐見先生は「執筆当時の自分が聞いたらビックリするはず。趣味で書いていたものが映画化という形になり、観客の皆さんを見て信じられないくらい大きな変化になったと感激しました。自分の原作だということは関係なくボロ泣き。ただただ素晴らしい映画だと思いました」と大感激していた。
この原作者からのお墨付きに水上は「原作者の方に褒めていただけるというのは、役者として原作小説を実写化していくにあたっての一つの目標でした」と喜び「自分が役者として関わっている作品というものは毎回冷静に観ることができないけれど、このように皆さんに届けることが出来て嬉しい。これからどんどん広めていきたいです!」と意気込んだ。


福原は「汐見先生が書かれたそのままのメッセージを届けたい、という思いで撮影をしていました。たくさんの方々の支えがあって完成した映画で、私も完成作品を観た時に『凄い!』と思って感謝の気持ちでいっぱいでした。今この時代にちゃんと届けていきたい、そんな思いがあります」と襟を正していた。

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