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不幸キャラが似合う木村多江の意外な特技は…幼少期から鍛えた飛び蹴りだった

佐々木蔵之介、高橋恭平(なにわ男子)、齋藤飛鳥、木村多江が17日、都内で行われたMBS/TBSドラマイズム枠『マイホームヒーロー』(10月24日スタート/劇場版は2024年3月8日公開)の制作発表会見に出席した。

物静かな見た目から薄幸系キャラが似合う木村だが、実は「子供のころから飛び蹴りの練習をしていて得意でした。私は『飛び蹴りヒーロー』です」と意外過ぎる一面をカミングアウト。ジャンプ力と柔軟力には自信があるそうで「誰かにやろうと思っても弟くらいにしかやっていないですが、素晴らしい高さと足の角度と強さを誇っていますよ」とかなりの自信を持っていた。
眼鏡をかけて鳥栖哲雄(佐々木)の妻を演じた木村。かつてNHKの連続ドラマ『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』で渡辺江里子をそっくりに演じた経緯もあることから「眼鏡をかける役は阿佐ヶ谷姉妹のお姉さんとかぶったらいけないと思って、微妙なラインを演じなければと悩みました」と笑わせ「眼鏡をかけるとどうしてもかぶるので、髪型を微妙に変えました」と苦心の役作りを明かしていた。

一方、主演の佐々木は「出演シーンの9割がピンチで、頭フル回転にして体を動かす役。(高橋に)殴られたり蹴られたり血まみれになったりしながらの撮影で、それが本当に最高!撮影が終わった時は、この役が離れていくのかと寂しく思うくらい愛着が生まれました」と手応え十分。


アクション初挑戦の高橋は「回転する時がダンスのターンのようであり得ないと言われました。変にダンスの癖が入ってしまって、それを取るのに苦労した。拳銃を使うところでダンスターンが出てしまい、そこから直そうかと言われた」と照れ笑いだった。
そんな高橋との思い出を聞かれた佐々木は「スタッフから拳銃を使う時に音がうるさいから耳栓をしてくださいと言われたら、彼が『痛い!痛い!耳栓が入らない!』と言い出して…。細くして入れんねん!」とツッコミ。これに高橋は「耳栓が怖くて、怖くて」といい、佐々木から「だから細くしたら入るよ?」とアドバイスを受けるも、「入りません!僕の耳の穴が耳栓の形を受け付けない!」と頑固だった。

また自らを「パッキングヒーロー」と名乗る齋藤は「旅行の時とかにスーツケースに綺麗に入れるのが好き。冷凍庫もパンパンになりがちですが、パズルのように高さを揃えたりして綺麗に入れることが出来ます」と自画自賛。佐々木が「いいなあ。俺はガタガタ」と明かすと、齋藤は「ガタガタそうですね…」とついつい口を滑らせてしまい、大先輩・佐々木から「ほっといて!」と叱られてしまった。

累計360万部突破の同名コミックをドラマ&映画化。ごく普通のお父さん・鳥栖哲雄(佐々木)はある日、娘の彼氏を殺して〈殺人犯〉になってしまう。一線を越えてしまった哲雄を待ち受けるのは、冷徹で残忍な“闇社会の半グレ組織”だった。

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