福利厚生サービスを提供するカロリパークスの調査によると、
「福利厚生はあるけれど、実際にはあまり使えていない」
そんな声が少なくないことを、第一弾の調査リリースを紹介した記事でお伝えしました。
▶ 第一弾
“福利厚生、ちゃんと使えてる?”働き方でこんなに違う「届きやすさ」の実態|カロリパークス調べ
働き方の違いによって福利厚生の“届きやすさ”に大きな差があること、そして「制度の内容」以上に使いやすさ・身近さが重要であることが明らかになりました。
では、実際に“日常に寄り添う支援”があった場合、働く人の気持ちにはどのような変化が生まれるのでしょうか。
本記事でご紹介する第二弾の調査では、その一端が数字として見えてきました。
2人に1人が実感する「福利厚生のちょっとした幸せ」

調査によると、勤務先からの支援を「日常の支え」「ちょっとした幸せ」と感じている人は約2人に1人。
(「よくある」12.8%、「たまにある」40.3%の合算)
注目すべきは、その支援が必ずしも高額ではない点です。
福利厚生というと、住宅補助や大型の手当などを思い浮かべがちですが、実際には「生活の中で使える」「今すぐ役に立つ」ことが、満足感につながりやすいことがうかがえます。
第一弾で浮かび上がった「制度はあるのに使われていない」という課題の裏側には、こうした“距離感”の問題がありそうです。
「1000円」がもたらす、意外と大きな心理的変化
今回の調査で象徴的だったのが、月1000円程度の支援に対する評価です。
「得した」と感じた金額で最も多かったのは「1000円~2999円」で26.5%でした。

生活の中で無理なく使える現実的な金額
1000円という金額は、
・食事を少し楽にする
・日用品の足しにする
・ちょっとした気分転換に使う
など、生活の中に自然に溶け込みやすいライン。
「特別な日に使う制度」ではなく、“いつもの生活を少し楽にする支援”として受け止められています。
小さな余裕が、働く気持ちを前向きにする
この小さな余裕が、「助かっている」「気にかけてもらっている」という感覚につながり、働く気持ちに前向きな変化をもたらしていることがわかりました。
会社への印象も変わる?信頼と働く意欲への影響
支援の効果は、生活面だけにとどまりません。

調査では、
福利厚生によってモチベーションが上がった(39.2%)
長く働き続けたい気持ちにつながった(37.1%)
と感じている人も多く見られました。
第一弾で紹介したように、福利厚生は「入社の決め手」よりも、“続けたいと思える理由”として効いてくる制度です。評価制度や給与とは別のところで、日常的な安心感を積み重ねていくことが、結果的に働き方の満足度を支えているのかもしれません。
日常に寄り添う福利厚生サービス「カロリパークス」

こうした考え方を形にした福利厚生サービスの一つが、スマートフォンアプリを活用した福利厚生サービス「カロリパークス」です。カロリパークスは、歩数計測やポイントプログラムなどを通じて、日々の行動そのものが福利厚生につながる仕組みを特徴としています。
貯まったポイントは抽選でPayPayポイントに交換できるなど、「特別な手続きがいらず、自然に使える」設計が支持され、導入企業では利用率82%、満足度98%、継続率96%(自社調べ)という結果も出ています。
第一弾・第二弾の調査結果と照らしても、“続く福利厚生”の条件が見えてくる事例と言えそうです。
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まとめ|福利厚生は「特別」から「毎日」へ
第一弾では、福利厚生の届きやすさのギャップが、
第二弾では、日常に寄り添う支援が生む満足感の変化が明らかになりました。
共通して言えるのは、福利厚生は「あるかどうか」よりも、「使えるか」「生活に合っているか」が重要だということ。ちょっとした支援でも、毎日の安心や前向きな気持ちにつながる、そんな福利厚生のあり方が、これからのスタンダードになりつつあります。
※本記事は、カロリパークスが実施した「福利厚生に関する調査」をもとに構成しています。
▶調査概要
【調査方法】インターネット調査
【調査地域】全国
【調査対象】法定外福利厚生制度を持つ企業に勤める男女
【サンプル数】 533人 【調査期間】 2025年10月29日(水)~10月31日(金)
【ニュースネクスト編集部】