映画『ナイトフラワー』が現在大ヒット公開中!12月9日には丸の内ピカデリーにて公開御礼舞台挨拶が実施され、主演の北川景子と共演の森田望智が登壇した。

第50回報知映画賞にて永島夏希役の北川が主演女優賞、芳井多摩恵役の森田が助演女優賞を受賞した。祝福の拍手を受けて北川は「自分の受賞は信じられなくて『え!?』という感じで、実感できるまで何日か、かかりました。でも森田さんと一緒に受賞したと聞いた時の方が泣きそうになりました。撮影中あんなに頑張っていたので『望智ちゃん、獲ったんだ……』とその時の方が涙ぐんだ」と健闘を称えた。

その森田が「何より二人で同じ賞を頂けたのが嬉しかったし、撮影中に冗談交じりで『頑張っているから賞とか欲しいよね!』と言っていたのを思い出して『あれ!?』となった」と裏話を明かすと、北川は「言霊はあるんだと思った…。(さらなる受賞も)欲しいです!」と賞レース席巻への意気込みを新たにしていた。
『ナイトフラワー』出演者の面々はSNS上で二人の受賞を祝福するだけにとどまらず、森田の朝ドラヒロイン決定時にも次々と祝福のコメントを寄せた。北川が「それぞれの場所で歓喜していて、さっくん(Snow Man・佐久間大介)の反応は早かった」と言うと、森田は「そうそう!いつも見ているんだなあと思った」と嬉しそうに大笑いしていた。
本作公開後の反響について北川は「ママ友とかに『幼稚園の送迎で会っていたけれど、その後にこれを撮っていたの?こんなに大変な事になっていたんだね……』とビックリされました」と照れ笑い。森田も「Xで検索すると考察している人が沢山いて、それを読むのが楽しいです」と作品の広がりを実感していた。

また北川は、危険な世界で手を取りあう関係だった相棒・森田について「色々なものを超越した絆を持つ相棒だと思っていました。多摩恵は森田さんでなければ出来なかった。他の人だったら無理だと思うし、体作りや格闘技だけではなく、ずっと本当にホンワカと優しい感じていてくださったことも頼もしくて、歳は離れているけれど楽しかった」とリスペクト。これに森田「景子さんが誰よりも私の事を心配してくれて、共に乗り越えて一緒に戦ってくれた。一番辛い時に隣にいてくださった存在なので、景子さんの夏希さんだからこその多摩恵ちゃんになったと思う」と返礼していた。

すっかり意気投合した二人の再共演にも期待がかかる中、北川は「アクションコメディ」での森田との再会を希望し「私が周りの敵を倒して守る!笑って泣けて痛快な作品をお待ちしております!」と製作陣にラブコール。一方、森田は「『シャイニング』のようなサイコスリラー」と答えて北川を笑わせ「景子さんはお化け役で、私はそれに追いかけられる」と珍設定を提案すると、北川は「いいかもいいかも!それも楽しそう!今まで22年くらいお芝居しているけれどお化けはやったことがないので、いいかも~」と乗り気だった。