神社仏閣巡り、声優・マンガ・アニメ・ゲーム・占い(スピリチュアル)、推し活のために働く、行動力おばけの独身アラフィフオタクのこもちこんぶです。
働いていると、平日は料理をする余裕なんてほとんど残されてない私は、もっぱら出来合いのものに頼りがちです。
でも買ってきたお惣菜を温めて、お気に入りのお皿に移すだけで食事の時間がぐっと豊かに感じます。
そんな“日常を少しだけ底上げしてくれる器”のひとつとして、小鹿田焼をご紹介します。


●小鹿田焼とは
小鹿田焼きと書いて「おんたやき」と読みます。初見では読めませんよね。小鹿田焼の始まりは江戸時代から。三百年以上もの間、当時の技法を受け継いでいる窯です。代表的な技法のひとつが、ろくろを回しながら削り模様を付けていく「飛びかんな」。

このような模様を、和食店で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。細かい技術と丁寧な手仕事が感じられます。お皿として主張するのではなく、お料理を自然に引き立ててくれるので、飲食店はもちろん、2025年末に放送されていた『じゃあ、あんたが作ってみろよ』など、TVドラマの小道具でも使われることがあるそうです。
●小鹿田焼が生まれる里へ
小鹿田焼の里は、大分県日田市内から車で約20分の山あいにあります。伺った黒木昌伸さんの工房では、小鹿田焼を販売している店舗の横に作業場があり、窯に入れる前の器が並んでいる奥で黒木さんが実際にろくろを回していました。


外には五つの登り窯が並び、少し歩けば川の流れを使って土を砕く唐臼の音が聞こえる。器が生まれる環境そのものが、とても静かで豊かな場所です。


最近は海外のお客様も増えているそうで、私が訪れた時も欧米の方が何組か。ツアーではなく、個人でこの小さな山里に辿り着くその熱量がなんだか嬉しくなりました。和食だけでなく、ハンバーグやパスタなど洋食との相性も良いので、もっと世界に広がる気がしています。

●温かみのある“日常を豊かにしてくれる器”
今回購入したお皿とお茶碗も、まさに“日常のための器”。


決して特別な日のためではなく、毎日の食卓にそっと馴染んでくれる温かさがあります。
小鹿田焼の器は、生活の中にすっと溶け込みながら、気づけば食卓の風景を少しだけ豊かにしてくれます。
もしどこかで出会う機会があったなら、手に取ってみてください。
あなたの“ふだん”に静かに寄り添ってくれる器かもしれません。
▶施設情報
【施設名】小鹿田焼の里
【場所】大分県日田市源栄町皿山
【アクセス】大分自動車道日田ICから車で約30分
ホームページ