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【横浜在住のパンマニアおすすめベーカリー Vol.5】TOWN&FARM

横浜在住のパンマニアである筆者がお届けするシリーズ第5回。今回は、横浜市営地下鉄ブルーライン・片倉町駅から徒歩約1分の場所にオープンした『TOWN&FARM(タウンアンドファーム)』を訪ねました。

2025年8月に開店したばかりのお店は、鮮やかなグリーンの外観が目印です。駅前を歩いていると自然と目に入り、大きなガラス窓から見える店内はとても明るく、初めてでも入りやすい雰囲気。敷地内には2台分の駐車スペースも用意されており、車で訪れやすい点も嬉しいところ。

さらに、平日は夜20時まで営業しているので、この周辺では貴重な“夜まで開いているパン屋さん”で、仕事帰りにふらりと立ち寄れる便利さがあります。

実はこのお店、以前は東急線・反町駅近くの裏路地で人気を集めていた『デューカ ディ カマストラ 反町駅前店』が、建物の老朽化により移転し、新しい店名で再スタートしたお店です。反町時代から親しまれてきた味が、今度は片倉町で楽しめると思うと、訪問前から期待が高まるばかり。

『TOWN&FARM』の特徴を語る上で欠かせないのが、原材料から生地を仕込み、成形、発酵、焼成、販売までの全行程を店内で行う“オールスクラッチ製法”です。冷凍生地を使わない分、手間も時間もかかりますが、その分パンの香りや風味に深みが出ます。店内には甘い系からお惣菜系パンまで多彩なラインナップが並び、どれを選ぶか迷ってしまいます。

今回はその中から、心惹かれた甘い系のパンを3種類購入しました。支払いは現金のみなので、その点はご注意を。

1,揚げパンなのに軽やか食感「マラサダ」

1つ目は、手に取った瞬間からふわもち感が伝わってきた「マラサダ」(税込291円)。ハワイの定番スイーツとして知られる揚げパンですが、『TOWN&FARM』のマラサダは油っぽさが控えめで、驚くほど軽やかな食感です。

一口かじると、表面のシュガーがほろりと溶け、生地はふんわり。食べるたびに優しい甘みが口いっぱいに広がります。中に入っているクリームは、バニラがほのかに香る濃厚なカスタード。甘党の方はもちろん、揚げパンが苦手な人にも試してほしいマラサダです。

2,新作とは思えない完成度「ミルクフランス」

2つ目は、店頭で“新商品”と書かれたポップを見て、思わず手が伸びた「ミルクフランス」(税込302円)。結論から言うと、この判断は大正解!生地は噛みごたえのあるハード系のフランスパンです。そして決め手になるのが、練乳のコクをしっかりと感じられるミルククリーム。甘いのにしつこくなくまろやか。

生地とクリームのバランスが非常に良く、気づけばもうひと口、またひと口と一気に食べてしまいました。今回の購入品の中でも特に気に入ったパンで、「次も絶対に買おう」と心に決めた逸品です。

3,しっとり濃密で満足度抜群「スコーン ピスタチオチョコ」

3つ目は、私自身がピスタチオもチョコも大好きなので、迷わずトレーにのせた「スコーン ピスタチオチョコ」(税込324円)。袋から出すと、生地に練り込まれたピスタチオの香ばしい香りがします。外側はサクッとした食感で、中はしっとりとして密度があり、スコーンにありがちな粉っぽさはほとんど感じません。ところどころに入った大粒のチョコレートが甘さのアクセントに。

見た目は小ぶりですが、一つ食べるとしっかり満足感が得られます。甘さが控えめのため、朝食にもおやつにも合わせやすい万能タイプでした。

今回は甘い系のパンを中心に紹介しましたが、店内にはお総菜系パンも豊富に並んでいたので、次回はぜひそちらも味わいたい!

片倉町駅から徒歩すぐというアクセスの良さと、夜まで営業している利便性を兼ね備えた『TOWN&FARM』。
近くへ訪れた際には、ぜひ寄ってみてくださいね。

▶店舗情報
【店舗名】TOWN&FARM
【住所】神奈川県横浜市神奈川区片倉1-30-4プレドガール片倉1F
【営業時間】平日、10:00〜20:00/土日祝、10:00〜19:00
【定休日】年中無休(年末年始を除く)

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