酸素系漂白剤「オキシクリーン」シリーズの販売元である株式会社グラフィコが、12月13日の「大掃除の日」にちなんで、全国20歳以上の男女1,054人を対象に大掃除や「タイムパフォーマンス(タイパ)」への意識調査を実施!世代ごとの意識の違いが明らかになりました。
2024年の大掃除実施予定は、Z世代が最多!バブル世代はこまめに掃除する傾向
まずは、今年大掃除をするかどうかについて、大掃除をする予定の人は全体で64.9%でした。世代別で見てみると、意外にもZ世代の実施予定率が最も高く(72.5%)、バブル世代が最も低い(56.3%)という結果に。また、「必ずする」割合は、世代が上がるにつれて減っていることが見て取れます。
「大掃除をしない」と回答した人に、その理由を尋ねると、全体の1位は「苦手・嫌い・面倒だから(36.7%) 」という回答。大掃除実施予定の回答が最も低かったバブル世代は「普段からこまめに掃除をしてキレイだから」、就職氷河期世代は「大掃除をしたくても時間がないから」がそれそれ最も多く、世代ごとの傾向が浮き彫りとなる形になりました。
好景気を知るバブル世代は豊かで快適な生活を求める人が多く、日々の掃除もこまめにこなしているのかもしれませんね。
Z世代男性を中心に「タイパ大掃除」傾向、世代が高くなるにつれてタイパ意識は薄れる
今年の大掃除を実施予定の人に、タイパを意識するかどうかを尋ねると、特にタイパ大掃除への意識が高かったのはZ世代男性で、81.2%という結果に。全体を見ると、タイパ大掃除の意識は世代が上がるにつれて薄れていくこともわかりました。
また、 「就職氷河期世代」の男女からスコアが大きく変動。大掃除にタイパを意識する人はしらけ世代以降~バブル世代の男女、また就職氷河期世代の女性でも3割~5割であるところ、就職氷河期の男性から割合が増え、6割以上の人がタイパを意識すると回答しています。
「就職氷河期世代」はバブル崩壊後、大規模な就職難が社会問題になるなど、厳しく不安定な経済状況に直面しました。その背景から特に男性はムダ使いや贅沢を避け、節約やポイ活などコスパやタイパを意識した生活スタイルを好んでいるのかもしれません。
タイパを意識した大掃除の方法、全体の1位は「完全にきれいになることを求めない」世代と正比例も
今年の大掃除はZ世代を中心に「タイパ」意識が高く、世代が上がるにつれてタイパ意識が減っていくことが分かりましたが、その上で今年の大掃除でタイパを意識すると回答した人に、具体的な「タイパ大掃除の方法」について尋ねました。
すると、全体の1位は「完全にきれいになることを求めない(45.5%) 」という結果に。世代別でみると、最多はしらけ世代以降で66.7%、Z世代の2.2倍となり、さらに世代と正比例していることも明らかになりました。
便利なモノに頼ったり、事前準備をするほか『頑張りすぎない』気持ちを大事にしている人が多いことが伺えますね。
また、意外だったのは全体で9%の「家事代行サービスを使う」と回答した人のうち、Z世代が16.4%で最も多かったという結果。反対に、しらけ世代以降は0%で世代間の差がはっきりと出ています。Z世代はプロに依頼することに抵抗が少なく、お金がかかってでもタイパを重視し、他のことに使える時間を確保したいと考えているようですね。
日々の生活でタイパを重視することは上位に家事関連が並ぶ
ここまでは大掃除でのタイパ意識に関するアンケート結果を見てきましたが、最後は日々の生活におけるタイパ意識に関する質問。
日々の生活でタイパを重視することをたずねたところ、1位は「移動時間(60.0%)」、2位以降は「洗濯(59.2%)・料理(56.9%)・掃除(54.7%)」と家事関連が並びました。反対に時間に縛られたくないことは、1位が「旅行(77.2%)」で、「趣味・習い事(26.7%)」、「外食(28.2%)」と続いています。確かに、日々やらなければならないことは効率よく進めて、楽しいことにはしっかり時間を割きたいですよね。
今回の調査では、「大掃除」というキーワードでアンケートが実施され、世代間でのタイパ意識の差が明らかになりました。若い人を中心にタイパ意識が浸透しつつある今、大掃除でも日々の生活でも洗濯や掃除は「オキシクリーン」などの便利な製品に頼って、楽しく充実した時間を優先したい人が増えてきているのかもしれません。
アンケート:オキシクリーン調べ
▶調査概要
【調査方法】インターネット調査
【調査地域】全国
【調査対象】47都道府県在住の20歳以上の男女
【サンプル数】1,054人
【調査期間】2024年10月28日(月)~11月4日(月)
【ニュースネクスト編集部】