13日、「SUITS OF THE YEAR 2024」の授賞式が都内で開催され、俳優の二宮和也、『ゴジラ-1.0』で知られる映画監督の山崎貴ら、5人の受賞者が登壇した。
今回で7回目となる「SUITS OF THE YEAR 2024」は、ビジネスや自分のフィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人たちを各部門で表彰するアワード。今回のテーマは「五感を刺激する」とし、4部門で5名が受賞した。
アート&カルチャー部門での受賞となった俳優の二宮和也は、グレーの太ストライプのスーツを着用して登壇し「この1年間は初めてのことばかりが多くて、色々と試行錯誤しながら過ごした1年だった。このような賞をいただけて本当に嬉しいなと思っております。また来年もこの賞がいただけるような、貪欲な気持ちを持って仕事をしていけたらなと思っております」とコメントした。
イノベーション部門で受賞した山崎貴は、シャドーストライプのスーツを着て登場。「イケてる人たちが毎年もらっている賞が、ついに僕に来て自慢しちゃいました!ゴジラのおかげでいろいろなものを見せてもらいました。ゴジラありがとうと言いたい。」と述べた。着用したスーツについては「CGと一緒で光の反射によって見え方が違う。視覚効果的に面白い!いろいろな光沢を生み出すので僕にあったコーディネートです」とコメントした。
トークセッションでは二宮が趣味であるゲームについて「僕は好きなことをやっている時の方が色んなものが入ってきやすい。その環境を作るためにやらせてもらっている。セリフを覚える時は好きなことをする環境の方が覚えやすいし忘れづらい。楽しい環境でいられることが大切」と語り、山崎監督が「ゲームをしながらセリフを覚えるんですか」と驚きながら聞くと、「監督のは別ですけど……使ってみてください、二宮を!」と出演への意欲を伝えた。
また、表現の工夫についての質問に対して二宮は「見ている人に委ねることを大事にしている。ゴジラはそのまま見ると怖いものだけど、聴覚をうばうとゴジラは悲しく見える。五感を奪う事で違った表現が届く面白い現象です。そんな感じで見る人によって感じ方が変わる自由度を考えていきたい」と自らの表現について語った。
この他の受賞者は、ビジネス部門では株式会社オリエンタルランド代表取締役会長兼CEOの髙野由美子、Nature Architects(ネイチャーアーキテクツ)の須藤海CEO、スポーツ部門ではプロフィギュアスケーターの高橋大輔が選ばれた。