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ウェルビーイングを気軽に!イコーランド シブヤでフェア開催

RAYARD MIYASHITA PARK(レイヤード ミヤシタパーク)にある「equaland SHIBUYA(イコーランド シブヤ)」では、ウェルビーイングに着目したフェア『GOOD FEELING FAIR (グッド フィーリング フェア)』が2023年12月6日(水)から2024年1月31日(水)まで開催されます。
商品を販売するだけではなく、ワークショップや企画展などを開催するスペースも併設されたキュレーション型店舗となっているequaland SHIBUYA。今回のフェアでも、新宿ゴールデン街のバー店主が選書した読書スペースが併設されていたり、様々なイベントが開催されたりと、見どころたっぷりとなっています。キュレーターを務められている菅野沙織さんに、開催の背景やおすすめ商品などを伺いました。

キュレーターの菅野沙織さん

マインドにアプローチする

――今回の『GOOD FEELING FAIR』を企画した背景についてお聞かせください。
お店とチームで意見を出し合いながら作り上げていったのですが、「地球とイコールである」というもともとのイコーランドのコンセプトは大切にしつつも、もう少し自分自身のケアにも目を向けるような、中でもマインドケアに焦点を当てたものがこれからの時代に必要なのではないかと思っていて。フェアを開催すれば両方叶えられるのでは、ということで『GOOD FEELING FAIR』に行き着きました。

――今回のテーマである「ウェルビーイング」という言葉は、菅野さんにとってはマインドケアに重点を置くものなのでしょうか。
そうですね、やっぱり自分の健康や美容、ファッションなどに関しては、皆さんきちんとできていることが多いんです。でも、肝心な自分自身の「今の在り方」のような、マインドケアの部分は、日本でまだまだ足りない分野だなと感じています。逆に、お店でヒヤリングをしていると、香りなど、マインドにアプローチできるものを求めているお客様が増えているという情報もあるんですね。そういった意味でも、やはり求められている分野であるとは思うので、マインドケアには力を入れたいと考えています。

――ケアを気軽に取り入れやすくしたり、アイテムを手に取りやすくしたりするために工夫されていることはありますか?
マインドケア関連のものや、健康的なもの、地球に良いものって、遊び心のあるファッション性の高いデザインの商品が少ないなと思っていて。ですから今回は、少しクリエイティブなデザインを纏ったものや、単純に言うとおしゃれであるとか、そういったポイントを大事にしてアイテムを選定しています。

日々の生活に取り入れやすいものを

――今回取り扱っている商品の中で実際に愛用されている商品などはありますか。
FATCAMPのスパイスキットを今回取り扱っているんですが、カレー用のスパイスキットは、キャンプ場などでも簡単に、手軽に作れるようになっているんです。なおかつ、成分が薬膳効果もある体に良いもので構成されていて、味も本当においしい。また、キャッチーなパッケージで手に取りやすく、値段も手ごろなので、私も愛用しています。あとは、SEORiiのピニアルオイルというボディオイルですね。ボディオイルって、使っている時間がそのまま自分をケアする時間になるんです。マインドにアプローチするような香りで、こちらも毎日愛用しています。


――香りって気持ちにもたくさん良い作用がありますよね。
イコーランドのお店でも香りアイテムは非常に充実させています。コロナ禍以降、インターネットで物を買うということが多くなっているかと思いますが、どうしても香り選びというのはお店に行かないとできないんですよね。あとは体験という意味でも、お店で香りを体験してから買いたいという需要がまだまだ伸びていますね。

――今回のフェアで販売しているもので、香りがおすすめな商品はありますか?
先ほどのボディオイルもそうですし、TOMYMADEのお香もおすすめです。レザー作家さんが作ったお香なんですが、作家さんが旅をしながら得た、その時々の香りを再現しているようなお香になっています。香りの質がおしゃれというか、心地良くも自然すぎず、ファッション的センスが入った香りになっていると思います。

TOMYMADEのお香

――今回のフェアに合わせて、オリジナルの新商品も発売されるんですよね。
お客様の声をもとに、お風呂に入るときに毎日使うボディーソープと、CBD入りの黒豆茶の2商品を開発しました。どちらも店舗限定となっています。ボディーソープはスギ、ヒバ、ヒノキなどの成分が入っていて、バスルームが森の香りに包まれ、まるで森林浴をしているような気分になれます。ボディーソープなら毎日の生活の中でマインドケアができるかなと考え、開発したものになります。CBD入りの黒豆茶については、ハーブティーがあまりポピュラーでない日本で、日本人が食事と一緒に飲めるようなお茶、という点を意識しています。そこにCBDを入れることで、より睡眠の質を上げたり、食事をしながら飲んでその日一日の疲れを心の中からケアしたりというようなことができたらいいな、という思いで、商品化したものになります。


自分を軽く、フラットに

――12月9日(土)にはモデル/メディカルフィトアドバイザーの泉見祐希氏をお迎えして、ソープ作りのワークショップ(要予約)も開催されるんですよね。どんな方にこのワークショップをお勧めしたいですか。
そうですね、まず沢山の植物を使ったソープの見た目が素敵なので、クリスマスも近いですし、大切な方に贈るギフトを探している方にもおすすめしたいですね。それから、唯一無二の、自分だけのオリジナルを作りたいって方にもおすすめです。こういった創作の場をご提供することで非日常の体験をしていただき、自分の見えなかった素質のようなものを見つけ出すこともできるので、それもすごく楽しいんじゃないかと思いますね。同日開催のイベントとして、オリジナルのチャイ作り体験もありますし、タロットカードの先生や、その人のイメージに合ったイラストを描いてくれるイラストレーターの方もお招きするので、新しい自分を発見するような体験をたくさんしていただけるかと思います。

ワークショップで作るソープの一例


――読書コーナーも併設されていますが、選書を担当された新宿ゴールデン街のバー「OPEN BOOK」店主の田中開氏と取り組みを共にされて、感じられたことを伺いたいです。
より多くの人と関わってこられているという点で、様々な経験をされているかと思いますので、今回選書していただいたことでお店にとっても何か新しいきっかけが生まれるのではないかと期待しています。田中さんが以前仰っていたのですが、「前に進むだけが人生じゃなくて、後ろに行くのも、横に行くのも、下に行くのも、人生。その選択肢を増やしてくれるのが本を読むことだ」と、その言葉が、すごく今回のフェアにフィットしているなと思っていて。何か自分を変えなければいけないとか、少し前に進まないといけないということではなくて、フェアで触れる商品や本によって、少しでも自分が軽くなったり、何かのきっかけがちょっとでも掴めたりするような、気軽なフェアにしたいなと思っていたんです。そういった意味では、気軽な気持ちで取り入れられる選書をしていただけたなと思っています。

――最後に、フェアへ足を運ぼうと考えている方にメッセージをお願いいたします。
必ずしも頭で深く考えるとか、何か物を買うために行く、ということではなく、香りや視覚的なものなど、自分が五感で感じられることを気軽に体験する気持ちで、ふらっと立ち寄っていただけたら嬉しいです。今後も、カルチャーや体験の要素をさらに取り入れた企画を開催していく予定です。


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「ウェルビーイング」のような言葉が流行すると、「絶対に自分を大事にしなきゃ!」と思ってしまったりもしますよね。今回お話を伺っていて、気軽な気持ちで、という言葉が強く印象に残りました。フェアは来年1月いっぱいまで開催しているので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

▶フェア開催概要
equaland SHIBUYA(イコーランド シブヤ)
『GOOD FEELING FAIR (グッド フィーリング フェア)』
【開催期間】2023年12月6日(水)~2024年1月31日(水)
【営業時間】11:00~21:00
【定休日】館に準ずる
【住所】東京都渋谷区神宮前6丁目20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F

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