戦国武将とアイシャドウ、まったくイメージの異なる2つを組み合わせた架空のコスメのデザイン画像がSNS上で反響を呼んでいます。
話題となっているのは、Xで「みっけ」(@q_micke)さんが11月5日に投稿した画像。戦国三英傑として知られる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康をモチーフにした3つのアイシャドウのイメージ画像となっています。ひし形のパレットでそれぞれ4色となっており、信長は「茶の湯で愛用した茶器」「火縄銃で三段撃ち」、秀吉は「太閤はんの大阪城」「刀狩令で一揆抑制」、家康は「麦飯で倹約」「光り輝く金陀美具足」といったように、各武将の象徴的なエピソードが色のセレクトに反映されているようです。
これに対して、ネット上では「面白いアイデア!」「家康がほしいです!」「信長イエベ春、秀吉ブルベ冬、家康イエベ秋ってとこですかね」「ひし形パレットなら武田信玄も作ってほしい!」「豊臣秀吉のアイシャドウは使うのが難易度高そう 笑」といった声が寄せられ、11月23日時点で5万5000件以上の「いいね」が集まるなど大反響となっています。
みっけさんを取材し、今回のアイデアが生まれたきっかけについて聴きました。
「何かをモチーフにしたコスメを考えるのが好きなのですが、『勉強になるコスメ』があったら楽しく学べるかな?と思い歴史をモチーフにしてみました。アイデアを考える時は『新しい組み合わせで楽しいものを作る』ことを大切にしています。新しいものを一から作るのは今の時代難しいので、あるもの同士を組み合わせて新しく感じるものを作っています」
もしご自身で実際に使ってみるとしたら、どれを使ってみたいかと尋ねると、「家康を使ってみたいです!今の季節に合ったシックなメイクができそうです」とのこと。歴史好きな「歴女」が増えているといわれているだけに需要は十分にありそうで、本当に商品化されたらほしいという人は多そうです。
取材協力者:みっけ
記事執筆者:佐藤優馬