アイ・エヌ・ジーの渋谷トレンドリサーチは、高校生（15～18歳）男女100人を対象に実施した「メイクに関するトレンド調査」の結果を発表した。65％の高校生が「メイクをしている」と回答し、月に使う美容代についても明らかになった。
まず、メイクをして学校に行っているか聞いたところ、65％の高校生が「メイクをしている」と回答した。
多くの学校が校則でメイクを禁止されてるようだが、学生たちは指導を受けないよう裸眼風カラコンや粘膜リップ、トーンアップ効果のある日焼け止めなどのアイテムを使用しつつ、ナチュラルさを意識したスクールメイクで通っているようだ。
次に、月に美容に使う金額について聞いたところ、「2,000円～3,000円（18％）」が最も多く、「1,000円～2,000円（15％）」「3,000円～4,000円（14％）」と続く。一番少なかった「美容のために何もしていない（3％）」を大きく抑え、9割以上の高校生が何かしら美容にお金をかけているということが明らかに。
月に4,000円以上と答えた高校生の中には、高額なスキンケア製品を愛用していたり、脱毛やまつげパーマなど定期的な施術を受けているというコメントが見られたという。
続いて、メイク・ヘアスタイル・ファッションに憧れる有名人（女性）について聞いたところ、TWICEのモモさんが「スタイルが良い」「女の子の憧れが詰まっている」といった評価が多く1位を獲得。なかには「推しだから」というコメントも見られ、応援をしたいという従来の気持ちに加え、自分もそのようになりたい、真似をしたいという気持ちを抱く傾向にあるようだ。
同率2位にはローラさんと渡辺直美さんがランクイン。メイクやヘアスタイル、ファッションへの支持だけでなく、「自分らしい生き方を発信していて素敵」といったコメントも寄せられており、外見だけでなく内面にも憧れを抱いている様子がうかがえる。
メイク・ヘアスタイル・ファッションに憧れる有名人（男性）について聞いたところ、モデルや俳優として多方面で活躍する菅田将暉さんが首位を獲得。
全体として、高校生と世代の近い有名人が上位を占める中、木村拓哉さんが、大西流星（なにわ男子）さん、目黒蓮（Snow Man）さんに並んで2位にランクイン。木村拓哉さんは、90年代から数多くのトレンドを生み出してきたが、現代の高校生からも「とにかくかっこいい」「イケおじで憧れる」「あんな父親になりたいと思う」といったコメントが多かった。
出典：渋谷トレンドリサーチ（https://shibuya-trendresearch.jp/）
引用元：プレスリリース
【NN編集部】
