米国アカデミー賞が公認する国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)にて、「戦争と生きる力プログラムsupported by 赤十字」に関する作品、計8本が6月6日(火)から上映中。
ショートフィルムとは長いもので30分前後、短いものは1分ほどの映画作品。今回の「戦争と生きる力プログラムsupported by 赤十字」プログラムでは、ドラマやアニメーション作品など、世界各地から届いた選りすぐりの短編映画6作品と、ICRC制作の2作品を上映。
会場は「表参道ヒルズ スペース オー」のほか、オンラインでも視聴可能。ただし、劇場とオンラインでは視聴可否の作品に相違があるため注意が必要。
上映作品一覧
▷ハリネズミ ※オンライン◎・会場◎
ウクライナで戦争が始まり、6歳のニーナは祖母が住む田舎の村に預けられる。庭先の小屋で、ニーナは重傷を負ったロシア兵を見つける。
▷希望のかけ橋 ※オンライン×・会場◎
ポーランドと日本の絆を深めた 1920年の出来事を映画化。 家族を失い、人生を生き抜くために自立を迫られる孤児の歴史を、10歳の少年の視点から語っている。
▷いつの時代も… ※オンライン◎・会場◎
戦場で兵士が銃弾に倒れ、意識を失う。目を覚ますと、そこには4人の猛者が。石器時代、中世、第一次大戦、第二次大戦を戦ってきたという。
▷緩衝地帯 ※オンライン◎・会場◎
二人の若き兵士が敵味方の立場を越えて恋に落ち、音楽を通じて過酷な状況から逃避する。
▷夜の女神 ※オンライン◎・会場◎
戦禍の粉塵は人々を眠りから遠ざける。それでも夜の女神は破壊された街の人々に平和と眠りをもたらす。ただ一人、まぶたを閉じようとしない女性。行方不明になった我が子を想い、悲しみに暮れるその女性の魂を救うため、女神は手を尽くす。
▷登録番号60427 ※オンライン◎・会場×
1998年、テルアビブでの夏休み。ロイトはホロコーストに関する祖母の秘密のノートを見つける。祖母の物語はロイトの豊かな感受性と共鳴し、テルアビブでの祖父母との休日は思いもかけない方向に。実写とアニメーションの見事な組み合わせによって、監督自身のストーリーが語られる。
▷HOPE(希望~彼女の命を救えなかった理由) ※オンライン◎・会場◎
赤十字国際委員会(ICRC)がHealth Care in Danger ~危機に立つ医療活動~のグローバルキャンペーンの一環で制作したショートフィルム『希望:彼女の命を救えなかった理由』。世界最大規模の広告の祭典、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルのフィルムクラフト部門でグランプリを受賞。
▷希望のマーク ※オンライン◎・会場×
赤十字マークの正しい意味とは?そもそも、このマークは「攻撃してはならない」という意味を持つ。赤十字が中立な人道支援組織として、現場で円滑な活動ができ、たどり着くべき人にたどり着くためにも、このマークは「安心、信頼、希望」のマークとして正しく使われることが大切。一般の方が、赤十字マークをむやみに使用してはならない理由もそのためである。有事の際に一般市民を守り、助けるマークの意味を平時から知っておくことで、救えるたくさんの命がある。
見どころたっぷりの映画祭、ぜひ参加してみてはいかがだろうか?
▶「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2023 戦争と生きる力プログラム」開催概要
【期間】2023年6月6日(火)~6月26日(月)
【オンライン視聴リンク(無料)】https://shortshorts.org/2023/program/program_cat/wp/
【劇場】表参道ヒルズ スペース オー(2023年6月22日(木)限定/参加費無料)
上映会 詳細:https://shortshorts2023spaceo0622.peatix.com/
引用元:プレスリリース
【NN編集部】