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江戸の芝居小屋へ集う人情に心温まる!映画『木挽町のあだ討ち』をご紹介

第169回直木賞・第36回山本周五郎賞をダブル受賞した、永井紗耶子の傑作時代小説を映画化した『木挽町のあだ討ち』が、2026年2月27日(金)より全国公開!今回は、予告編・場面写真とともに一足お先に作品の魅力をご紹介します。

◆ストーリー

長尾謙杜演じる「伊納菊之助」

文化七年(1810)、江戸・木挽町。ある雪の降る夜、歌舞伎の芝居小屋では『仮名手本忠臣蔵』が大入満員で千穐楽を迎えていた。その芝居小屋のすぐそばで、美濃遠山藩士の美しい若衆・菊之助(長尾謙杜)による、父・清左衛門(山口馬木也)を殺害し逃亡していた男、作兵衛(北村一輝)への仇討ちが見事に成し遂げられた。この夜の事件は、芝居の客をはじめとする多くの人々の目撃により、美談として語られることとなる。

柄本佑演じる「加藤総一郎」

それから1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・総一郎(柄本佑)が「仇討ちの顛末を知りたい」と森田座を訪れる。総一郎の胸には、どうしても拭えない疑問があった。あの心優しい菊之助が、体格差のある作兵衛をどのように討ち果たしたのか。江戸に縁のなかった彼が、なぜ森田座に辿り着いたのか――。菊之助に関わった人々から事件の経緯を聞く中で徐々に明らかになっていく事実。仇討ちの裏に隠された「秘密」とは。そこには、想像を超える展開が待ち受けていた。

◆予告編

◆見どころ① 江戸の生き生きとした色彩美と鮮やかな殺陣

雪が降りしきる夜の風景に浮かび上がる、芝居小屋「森田座」のきらびやかな明かり。芝居を見終えたばかりの熱気にあふれた客の差す、色とりどりの傘。そして突如群衆の中に現れる真っ赤な振袖……。美しい色彩に魅了されていると、映画はいきなり「仇討ち」というクライマックスからスタート。映画の中の観客と同じように、偶然立ち会ってしまったかのようなスピード感にグッと惹き込まれます。真っ白な雪のなかで繰り広げられる、斬り合いの美しさは圧巻!

◆見どころ② 芝居小屋〈森田座〉を支える個性的な裏方たち

物語は一転し、どこか謎めいた主人公・加瀬総一郎(柄本佑)による謎解きへ。迎えるのは森田座の個性的な面々。客寄せを担当する木戸芸者、一八(瀬戸康史)、斬り合いなどの立廻りを振り付ける立師、相良与三郎(滝藤賢一)、元女形の衣装方、芳澤ほたる(高橋和也)、小道具方、久蔵(正名僕蔵) とその女房お与根(イモトアヤコ)。そして、森田座の座付作家にして、「あだ討ち」すべての謎に見え隠れする黒幕、篠田金治(渡辺謙)。

それぞれの語りによって浮かび上がる、森田座で過ごした菊之助の姿。登場人物たちの仕事ぶりににじみ出る人柄や、ひたむきで素直な心を持った菊之助を思う皆の気持ちに胸を打たれます。また、それぞれの人物が森田座で働く姿を知ることで、華やかな舞台を支える裏方の仕事をおのずと辿ることができる点も隠れた魅力のひとつ。

そして、総一郎の潜入調査に欠かせないのが“江戸めし”。森田座の人々の懐にするりと入り込み、ちゃっかりご飯をご馳走になる総一郎がなんとも羨ましい!どんな江戸めしが登場するかにもぜひ注目してみてくださいね。

そして、絡み合った過去が解き明かされていく後半戦。まるで映画の中の登場人物の一人になったかのような、臨場感溢れるラストの展開も見逃せません。いびつながらも、どこか付いていきたくなるような魅力あふれる登場人物たちの持つパワーに、勇気をもらえる一作。

映画『木挽町のあだ討ち』は、2026年2月27日(金)より全国公開がスタートします。“江戸の極上エンタメミステリー”をぜひ劇場でお楽しみください!

『木挽町のあだ討ち』公式ホームページ
Ⓒ2026 「木挽町のあだ討ち」製作委員会 Ⓒ2023 永井紗耶子/新潮社

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