NEWS NEXTは次に話題になる情報をジャンル問わず紹介するニュースサイト

Lifestyle

韓国旅行気分になれる!『野毛テポチ』で大満足ランチ

横浜・桜木町駅から徒歩約3分。飲食店がひしめく野毛エリアに、2024年4月のオープン以来、注目を集めている韓国料理店『野毛テポチ』があります。“テポチ”とは、韓国語で手軽に楽しめる居酒屋の意味ですが、こちらは本場の料理と種類豊富なお酒を気軽に味わえると評判で、昼夜問わず足を運ぶ人が多い人気店。先日ランチタイムに訪問してきたので、実際に注文した料理をご紹介します。

『野毛テポチ』は、京都でミシュランビブグルマンを6年連続獲得した韓国料理店オーナーの全敞一(チョン・チャンイル)氏と、貿易会社代表の趙晃大(チョ・グァンデ)氏の共同経営で、首都圏初出店のお店。

お店があるのは野毛動物園通り。遠くからでもすぐに分かる青いハングル文字の看板がお店の目印です。外観からすでに韓国らしい雰囲気が漂い、扉を開ける前から韓国に来ているような気分に。

店内に入ると、大衆酒場の空気感がそのまま切り取られたような内装で、思わずキョロキョロしてしまうほど。ステンレス製のテーブルや壁の装飾まで、韓国を思わせる要素が随所に散りばめられています。

クラフト紙をくしゃっと加工した手作り感のあるメニュー表も可愛らしく、細部まで遊び心が感じられるのも魅力。

まずは冷たい麺料理「エゴマ油のマックッス」

最初に注文したのは「エゴマ油のマックッス」(税込1,155円)。そば粉を使った韓国の冷麺で、自家製の特製麺を使用しているとのこと。

麺を引き上げるとツヤがあり、ひと口すすると驚くほどつるりとしたのど越し。エゴマ油の良い香りがふわっと広がり、韓国海苔と白ごまの風味が重なってコクも感じられます。油を使っているのにしつこさはなく、後味はとても軽やか。マックッスを初めて食べたのですが、家でも作れたらいいのにと思ってしまうおいしさでした。ランチの最初の一皿に選んだのも正解で、一気にテンションが上がります。

体をじんわり温める「テンジャンチゲ」

2品目は「テンジャンチゲ」(税込902円)。韓国伝統の味噌であるテンジャンを使った鍋料理で、豆味噌のような深い香りとコクが特徴で、濃厚な風味。

具材には豆腐や野菜が贅沢に入っており、熱々の湯気が食欲をかき立てます。辛味が控えめなのでスープだけでも飲みやすく、寒い日に食べるとさらに身体が喜びそう。じんわりと体の内側から温かくなる一杯です。

おかわりしたい「ジャガイモのチヂミ」

3品目は「ジャガイモのチヂミ」(税込858円)。一般的なチヂミといえば、ニラなどの野菜が入った生地を丸く広げて焼き、カットして提供されるものが主流ですが、テポチのチヂミは見た目から新鮮。じゃがいもをスティック状にし、表面をカリッと焼き上げたスタイル。

かじるとサクッとした軽い食感のあとに、じゃがいもならではのホクっとした甘みが広がり、食べる手が止まりません。油っぽさがないため罪悪感も少なく、思わず追加で頼みたくなる料理でした。

締めは看板メニュー「牛トッカルビ・包み野菜セット」

そして締めに選んだのが「牛トッカルビ・包み野菜セット」(税込2,002円)。お店の看板メニューで、炭火で焼いたカルビ肉を、更に七輪で焼き上げた料理です。柔らかく叩いたお肉はまるでハンバーグのようなふっくら感。噛むとじゅわっと甘みのある肉汁が口いっぱいに広がります。

付け合わせの自家製サムジャンは、唐辛子と韓国味噌を合わせた奥深い辛味があり、お肉の旨味の良い引き立て役。他の料理にも付けて食べたくなるほど好みの味で、人気メニューとされる理由がよく分かりました。

今回注文したのは全4品。女性2人でちょうど満足できる量で、どの料理も個性がありながら食べやすく、初訪問でしたが、すぐにまた来たいと思えるお店でした。なお、店内はランチ限定メニューがあるわけではなく、基本的に昼夜問わず同じ料理を楽しめます。夜は混み合うこともあるため、ゆっくり食事を楽しみたい方は、昼間の来店がおすすめ。

桜木町駅から近くアクセスも良いため、観光の合間や週末のお出かけにもぴったり。横浜で本格的な韓国料理を味わいたくなったときは、『野毛テポチ』に足を運んでみてはいかがでしょうか。新しい韓国の美味しさに出会えるはず。

▶店舗情報
【店舗名】野毛テポチ
【住所】神奈川県横浜市中区野毛町3-125-1
【営業時間】11:00〜23:00
【休業日】不定休
公式Instagram

RELATED

PAGE TOP