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名物の鴨汁でいただく絶品蕎麦!横浜の名店「平沼 田中屋」をご紹介

横浜駅から徒歩約10分。駅前の喧騒から少し離れた商店街の一角。

そこにあるのが、創業1920年という長い歴史を誇る蕎麦処「平沼 田中屋」です。
地域の人々に愛され続けてきた老舗店。以前から気になっていたものの、なかなか足を運べずにいたのですが、ようやく訪れることができました。

訪問したのは週末の14時過ぎ。昼食のピークタイムを外したつもりが、すでに8組の待ち客が並んでいました。ただ、順番受付は機械化されており、番号を呼ばれるシステムになっているため、煩わしさはなくスムーズ。回転が良く、10分ほどで案内していただけました。

客席はカウンター6席、テーブル32席の計38席。間隔が広くとられているので、混雑していてもゆったりと過ごすことができます。

この日注文したのは『親子丼セット』(税込1,600円)。これに加えて、冷たい蕎麦のつけ汁を、お店の看板メニューの『きざみ鴨汁』(税込600円)に変更しました。遠方からこの鴨汁を求めて訪れる人も多いと聞いていた人気商品のため、期待は膨らむばかりです。

きざみ鴨汁は、通常の器より小ぶりで深さのある特注品に注がれて登場。肉だけでなく脂身も細かく刻み込み、旨味を余すことなく堪能できるよう工夫されています。器が小さいのは、最後まで温かさを保つための仕掛けとのこと。実際に蕎麦を浸そうとすると、汁がなみなみと入っているため、最初は少し食べづらさを感じますが、理由を知れば納得。

慎重に蕎麦を絡めながら口に運ぶと、鴨のコクと甘みが口いっぱいに広がり、喉ごしの良い蕎麦と見事に調和します。さらに、汁の中から小さくカットされた鴨肉が顔を出し、食感の変化も楽しい!蕎麦湯を入れた後も、鴨の肉汁を感じ、最後まで美味しく飲む事ができました。

親子丼は、やや甘めの和風だしで仕上げられており、卵のふんわり感と鶏肉の柔らかさが絶妙。ご飯と一緒に頬張ると、口いっぱいに旨味が広がります。ご飯は少し硬めに炊かれているので、たっぷり入っているつゆとの相性がよく、最後まで美味しくいただけました。空腹を一気に満たしてくれる満足感があり、まさに「蕎麦屋の丼物は別格!」と思わせる一品です。

同行者は『きざみ鴨せいろ』(税込1,400円)に『ミニ天丼』(税込1,350円)を追加注文。ご飯より蕎麦をメインに食べたい方は、蕎麦が二枚ついてくるので、少し値は張りますが、この注文方法がおすすめ。同行者も初の刻み鴨汁に満足していました。天丼の天ぷらはサクサク食感で、大満足だったそうです。

食事を終える頃には心もお腹も満たされ、老舗の実力を改めて実感。店内は年代を問わず幅広い客層で賑わい、地元の常連さんらしき姿も目立ちます。長年愛され続けてきた理由が分かる気がしました。

今回味わえなかったメニューの中で、特に気になったのは『竜田カレーそば』(税込2,150円)。カリッと揚げた竜田揚げと、スパイスの効いたカレー出汁を合わせた一杯で、常連さんからも人気が高いそう。次回はこちらを注文したいと思います。

また、横浜・鶴見にある姉妹店「鶴見 田中屋」でも老舗の味を楽しむことができます。本店より比較的にスムーズに入店できるので、こちらもおすすめです。

横浜に行かれた際は、ぜひ老舗の蕎麦を堪能してみてくださいね。

▶店舗情報
【店舗名】平沼 田中屋
【住所】神奈川県横浜市西区平沼1-5-21
【営業時間】11:00~21:30(ラストオーダー21:00)
【定休日】日曜日・第3月曜日(祝日および12月の第3月曜日は営業)
公式Webサイト

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