10月17日、みなとみらい駅から徒歩約14分。横浜みなとみらいの臨港パークにオープンした『横浜ティンバーワーフ』。開放的でみなとみらいらしい風景と海風を楽しむのに絶好のスポットです。周辺を散策中に建物ができていく様子を見かけていたこともあり、この日を楽しみに待っていました。今回はオープン日に行くことができたので、その様子をご紹介します。

到着したのは10時半過ぎ頃、すでに建物から長い行列が伸びていてびっくり!他の皆さんもオープンを楽しみに待っていたことが伝わります。

行列に並ぶ皆さんのお目当ては、横浜地区初出店で同時オープンした『I’m donut?(アイムドーナツ)』と『dacō(ダコー)』です。


『I’m donut?』は、新食感の生ドーナツで大人気の店舗。『dacō』は、人気ベーカリー『アマムダコタン』の姉妹ブランドで、福岡発祥のベーカリー。どちらも行列の絶えないお店として有名です。
今回、同時に購入したかったのですが、2店舗の行列は別になっていて、いずれも長蛇の列!『I’m donut?』は次回のお楽しみとして見送ることにして、今回は『dacō』の列に並びました。

『dacō』では、10種類以上の新商品を含む約50種類の商品が用意されています。朝8時のオープン時には、シンプルなドーナツやパンを中心に、昼にかけて多彩なラインアップが並び、全種類揃うのは11時頃とのこと。時間帯ごとに異なる味わいを楽しめそうです。


広々としたテラス席や、店内のイートインスペースもあります。テイクアウトして臨港パークで海風を感じながら、のんびり食べるのもおすすめ。

列に並んでからパンを買えたのは、なんと約3時間後!行列にここまで長い時間並んだのは久しぶりで、脚がパンパンになりました。やっとの思いで買えたパンをご紹介します。


1つめは、横浜臨港パークの限定商品「ナポリサンド」(税込507円)。プロシュート(燻製していない生ハム)、カマンベール、バジルをサンドすることで、イタリア感が詰まったパン。ピザ窯で生地を焼き上げている「ナポリシリーズ」の新作です。見た目はパンなのに、一口食べるとふわっとピザ生地の香り。ゴロンと大きいカマンベールと、程よい塩味のプロシュートのバランスが良く、パンではなく、まるで本物のピザを食べているような後味。見た目は小さめですが、食べごたえのある惣菜パンです。


2つ目は、横浜臨港パークの限定商品「生ナポリドーナツ」(税込270円)。こちらは、ピザ窯で生地を高温で焼き上げた生ドーナツ生地に、きび糖をまぶしたシンプルなドーナツ。お餅のような見た目です。今まで食べたことのある生ドーナツと比べて、びっくりするほどのモチモチ感と柔らかさ。ほんのり甘く、かすかにピザ窯で焼き上げた香ばしさを感じる絶品。ぺろりと食べてしまいました。これが人気の生ドーナツか!と納得の味です。
▶店舗情報
【店舗名】dacō横浜臨港パーク
【場所】神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-5横浜ティンバーワーフ1階
【営業時間】8:00〜19:00(ラストオーダー18:30)
【定休日】不定休
公式Instagram


10月17日〜19日の3日間には、『横浜ティンバーワーフ』の開業記念イベントとして、無料のフィルムビューイングも臨港パーク内で開催されました。建物を手掛けた建築家・山下泰樹さんのほか、アートやカルチャーを牽引するクリエイティブな方々が選んだ作品が上映されました。私が大好きな作品「ベルヴィル・ランデブー」がこの機会に観られると知り、足を運ぶことに。海辺の心地よい風に包まれながら、好きな場所でのんびり過ごすことで、映画館で観るのとはまた違った開放感あふれる体験ができました。今後もこのようなイベントの開催を期待しています。

『横浜ティンバーワーフ』では、2026年1月、建物内にはレストランだけでなく、ランナーやウォーカーをはじめとしたアクティビティを楽しむ方々をサポートする野外レクリエーション支援機能として、手荷物の預け入れが可能なロッカーや、着替えができる更衣室を完備予定。臨港パークでの活動をより快適に楽しめる環境が整い、多くのランナーの心強い味方になりそうですね。
これからますます注目を集めそうな『横浜ティンバーワーフ』。『I’m donut?』と『dacō』はしばらく行列必須ですが、 みなとみらい散策の新たな立ち寄りスポットとして、ぜひ皆さんも訪れてみてください。
▶施設情報
【施設名】横浜ティンバーワーフ
【場所】神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-5
公式ウェブサイト