いまだ衰えることを知らない人気を誇る“マーラータン”。日本各地にもどんどんお店ができ、多くの人を虜にしています。
“マーラータン”は漢字で書くと“麻辣湯”。その名の通り、「麻(マー)」(山椒系スパイスの痺れ)と「辣(ラー)」(唐辛子などの辛さ)の味わいを楽しむスープ料理ですが、現在は様々な味が登場し、進化を遂げています。そんな中、マーラータンファンの間で話題を呼んだのが、東京・新大久保にある「李暁七(リショウチ)マーラータン」の『マッシュポテトマーラータン』です。汁なしのマーラータンでマッシュポテトがトッピングされているということですが、気になったので行ってみました!


お店があるのは、JR新大久保駅から歩いて3分ほどの所。今年の4月にオープンしたばかりなので、清潔感がある明るくキレイな店内です。


私が到着したのはオープンの11時から少し経った、11時20分頃。この日は平日でしたが、すでに40人ほどの長い列ができていました。注文後に席に着くスタイルなので、まずは列に並びます。


具材が並ぶ棚の一番手前には、ボウルとトングがあるので、まずはそれを手に取ります。


冷蔵ケースにはおいしそうな食材がずらり。

こちらの料金システムは100グラム当たり400円というグラム計算。水に浸かっている食材はなるべく水を切って取るのがポイントです。
食材を選んだらお会計へ。ここでスープの種類と辛さを選びます。スープは4種類から選択。マッシュポテトマーラータンを頼みたい方はここでその旨を伝えます。

お会計が1,000円以上になると、麺のサービスがあるので、5種類の中からお好みの物をチョイス。

ちなみに私は、目玉焼き、パクチー、白きくらげ、揚げパン、湯葉など15種類ほどの食材を選んで1,360円(税込)でした。


料理を待っている間に、ソースバーからお好みの調味料を持ってきます。この日は“落花生と胡麻醤たれ”に“葱切り”をミックスしたもの、“花椒油”を用意しました。

席について待つこと10分ほど。こちらが『マッシュポテトマーラータン』(中辛)。麺は“牛すじ麺”にしました。今まで色々なマーラータンを食べてきましたが、このビジュアルは初めて!麺や具の上にマッシュポテトが乗っていて、なかなか衝撃的でした。

まずは麺を一口。程よいピリ辛が美味しい!汁なしタイプなので、タレの濃厚な風味がもちもちの麺によく絡みます。香辛料の複雑な味わいが奥深い旨みを生み出していて、たまりません。

今度はマッシュポテトを絡めて。ジャガイモのとろけるような甘みと食感が加わり、先ほどと全く違う美味しさになりました。刺激的な辛みをなめらかに優しく包み込んで、旨みがレベルアップ。これはマーラータンの革命と言っていいのではないでしょうか!


ほかの具材にマッシュポテトを絡めたり、調味料で味変したり……。様々な食感と味が一皿に詰め込まれていて、大満足!とても楽しく完食することができました。
ちなみにこの日は食べ終わるまでどれくらいかかったかというと
入店/11:20 ※この時点で40人ほどの列
食材を取り始める/11:50
会計終了/12:00
食べ始め/12:10
退店/12:30
という流れ。
食べている間もどんどんお客さんが訪れ、列が途絶えることはありませんでしたが、1階席と2階席合わせて70以上の席数があるので、注文を終えてから席が空くのを待つということはなさそうでした。
駅近という便利な立地と話題性でまだまだ人気のお店ですので、時間に余裕を持って訪問してくださいね。
今回は新大久保に4月オープンした「李暁七マーラータン」の『マッシュポテトマーラータン』をご紹介しました。“ちょっと違ったマーラータンを食べてみたいな……”という方はぜひ足を運んでみてください。新しいマーラータンに出会うことができますよ。
▶店舗情報
【店名】李暁七(リショウチ)マーラータン 新大久保店
【場所】東京都新宿区百人町1-11-27 1F・2F
【営業時間】11:00~22:00(L.O. 22:00)
公式Webサイト