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おにぎりの中に揚げパンが?銀座で食べる世界の朝ごはん「TASTE THE WORLD」をご紹介します

みなさんは朝ごはん、ちゃんと食べていますか?また、どんなものを食べますか?
日本の朝ごはんの定番といえば、ごはん、みそ汁、お漬物、焼き魚……日本人ならホッとするような和食が思い浮かびますよね。では世界ではどんなものが定番なのでしょうか?そんな疑問に答えてくれるのが、「朝ごはんを通して世界を知る」をコンセプトに各国の定番朝ごはんを提供してくれる「TASTE THE WORLD(テイスト ザ ワールド)」。銀座や新宿など都内に4店舗展開しています。今回銀座店を訪問したので、ご紹介したいと思います。

店内は、4人掛けのテーブル一つと、8人ほどが座れる大きなテーブル一つ。お伺いしたときは海外からのお客さんが続々と来店して、私が帰るころには満席になっていました。

レギュラーメニューは「イギリスの朝ごはん」、「アメリカの朝ごはん」、「台湾の朝ごはん」の3種類。また2か月ごとに変わる期間限定メニューもあります。2月と3月は「フィンランド」の朝ごはん。2月5日(水)から3月30日(日)までの提供だそうです。

朝ごはん以外にもいろいろな国のドリンクやスイーツも揃っていて、メニューを見ているだけでも海外旅行に来た気分になります。

私が選んだのは「台湾の朝ごはん」(税込1,750円)とコールドの「オーツミルクラテ」(税込700円)。注文して15分ほどで提供されました。「台湾の朝ごはん」は、台湾で人気の3品を1プレートにしたメニューで、どれもおいしそう!

こちらは「鹹豆漿(シェンドウジャン)」と呼ばれる、台湾ではとても人気の朝ごはん。

「豆乳とお酢が入っていて、混ぜると豆乳がおぼろ豆腐のように固まるので、食べる前に混ぜてください」と店員さんが丁寧に教えてくださいました。さっそく混ぜてみると、確かにどんどん固まっていきます!

この固まった豆腐と具材を絡めていただきます。優しい塩味がおいしい!揚げパンを食べると、スープがじゅわっと出てきて最高!桜エビの風味もよく合って、いくらでも食べられてしまいそうな一品でした。豆乳とお酢で作られているというヘルシーさも嬉しいですね。

「蛋餅(ダンピン)」は台湾版の卵焼き。小麦粉で作った生地に卵やハムが包まれています。

ハムが入った卵焼きがもちっとした食感の生地に包まれているような味わいで、甘じょっぱいタレがかかっていました。このタレが深いコクの中に、ほんのり酸味もあって、ハムや卵の風味がより一層おいしく感じられました。

一番楽しみにしていたのが「飯糰(ファントワン)」というおにぎり。紫色の餅米を使用した、台湾ではポピュラーな朝ごはんだそうです。中に様々な具が入っているとのことなので、まずは割ってみました。

出てきたのは揚げパンや野菜などなど。具が盛りだくさんです。
食べてみると、漬物が入ったおにぎりといった味わい。茶色いでんぶのようなものが甘じょっぱく濃い目に味付けされていて、一見バラバラな具を一つにまとめてくれていました。「おにぎりの中に揚げパン!?」と思いましたが、揚げパンもちゃんと一つの具として存在感がありました。日本では出会うことのないおいしいさでしたよ。

「オーツミルクラテ」はオーツ麦の生産大国であるフィンランドの飲み物で、上から振りかけられたスパイスの風味が程よくて、飲みやすかったです。

こちらは友人が注文した期間限定メニューの「フィンランドの朝ごはん」(税込2,200円)。

フィンランドの朝ごはんもどれもおいしく、ミルク粥をライ麦で包んだパイに卵などを乗せた「カルヤランピーラッカ」という料理が特に気に入ったそうです。

どの料理もメニューを見ているだけでは想像できないものばかりで、海外の朝ごはんは大変興味深いものでした。4月から始まる期間限定メニューもどこの国のどんな料理なのか気になります!

「TASTE THE WORLD」では、日本に来ている海外の方を講師として招き、料理教室やモノ作りなどのワークショップを開催しているそうです。興味がある方は公式のWebサイトでチェックしてみてくださいね。

▶店舗情報
【店名】TASTE THE WORLD(テイスト ザ ワールド) 銀座店
【場所】東京都中央区銀座2-12-12 たちばなやビル 1F
公式Webサイト
公式Instagram

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