高級ブランドショップや老舗の名店が軒を連ねる、上品で優雅な街「銀座」。その銀座に今年2月1日にオープンしたクレープ専門店「PANAME Crêpes de Paris(パナム クレープ ドゥ パリ)」が話題となっています。本場パリの本格的なクレープが食べられる、ということでオープン当初より「並んででも食べたい!」とお客さんが詰めかけ、今では行列必至の人気店となっています。
私もとても気になっていたのですが、先日訪問することができたので、今回ご紹介したいと思います。
お店は銀座駅より歩いて10分ほどのところ。

11時開店なので早めの10時30分ごろに着くと、この日は日曜日だったこともあってか、もうすでにたくさんの人が並んでいました。だいたい30人ほどの列の最後尾に並び、開店を待ちます。
開店後、列は動くものの、結局入店できたのは12時20分。2時間ほど並びました。並ぶところがビルの陰なので、肌寒い日は暖かい恰好で行くのがおすすめです。
お店があるのは地下1階。店へ続く階段はフランスの国旗のトリコロールカラーに彩られ、映画などのポスターがおしゃれに貼られています。


店内はカウンター4席、二人掛けのテーブルが10卓。夜はバーも兼ねているそうで、とてもおしゃれな内装でした。



座るとすでにカトラリー類がセッティングされていて、お店のロゴ入りのコースターがとてもかわいらしかったです。

おすすめは、お食事クレープ。日本でクレープといえば甘いスイーツという印象ですが、パリでは食事として食べられることが多いそうで、こちらのお店では本場ならではの具材の組み合わせを楽しめるお食事クレープを食べることができます。

また、本場のクレープを再現するために、こだわり抜いた食材を使い、生地を焼く機械も現地のものを取り寄せているとのこと。現地の製法そのままに作られているクレープが楽しみです!
私が頼んだのは「サーモンロワイヤル」(税込1,750円)。注文して10分ほどで提供されました。

まずはその大きさにびっくり。こちらのクレープは全長約40センチもあるそうで、これは食べ応えがありますね!「フォークとナイフで食べる場合は、カバーから外してください」と店員さんから教えていただいたので、外してお皿に出してみました。持つとずっしりと重くて、ボリューミーなのが伝わってきます。

生地をめくってみると、スモークサーモンやマッシュルームなどの具材が贅沢に使われているのが分かります。

ではさっそく一口。

生地は、卵の風味が豊かでもっちもち!かなりの厚みがあります。日本のクレープとは全く違う食感に驚きました。スモークサーモンの香ばしい風味と凝縮した旨み、塩味が生地ととてもよく合って、これは絶品。チーズやオニオンの味わいも最高でした。
せっかくなのでスイーツ系のメニューも頼んでみました。
こちらは「ベーシック」(税込700円)。入っているのは「ヌテラ」というヘーゼルナッツペーストをベースにしたチョコレートスプレッドのみのシンプルなもの。甘いクレープでは一番の人気商品だそうです。


切ってみるとたっぷりのヌテラがはみ出さんばかりに入っています!一口頬張れば、ヘーゼルナッツの香ばしさとチョコレートの濃厚な甘さがたまりません。生地のもちもち食感とたっぷりの甘さがで贅沢な気持ちになりました。
本場のクレープは、日本のものと一味も二味も違う感動の味わいでした。今回は2種類のクレープをいただきましたが、ほかにも食べてみたいクレープがたくさんあったので、また訪問したいと思います。
平日は比較的並ばずに食事できるそうなので、狙い目です。ぜひ銀座に行かれた際は、本場パリのクレープを味わってみてくださいね。虜になること間違いなしですよ!
▶店舗情報
【店名】PANAME Crêpes de Paris(パナム クレープ ドゥ パリ)東京店
【場所】東京都中央区銀座8-10-8 B1F
公式Webサイト
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