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いったいこの家で何が……玄関によく置いてあるアレの「逆」の作品が話題

お家の顔とも言える場所、玄関。来客があることも意識して、常にきれいに保ったり、おしゃれに見せたい場所でもありますよね。
そんな玄関でよく見かける「アレ」の「逆」を作ったという作品が、今X(旧Twitter)上で話題になっているんです!それがこちら。

「これは一年前に作った、玄関に置くwelcomeのやつの逆バージョン」という一言を添えて投稿された2枚の画像には、玄関と思われる場所に置かれた「逃げて」の3文字が。いや、わかりますよ、よく「welcome」と書かれたプレートなどが玄関に飾ってあるのは見かけますが、その逆って……!しかも「逃げて」って……!!

画像提供:「八羽 (はっぱ)」(@aoiwa_88)さん
画像提供:「八羽 (はっぱ)」(@aoiwa_88)さん

その秀逸な言葉選びと独特なセンスに、思わず笑ってしまう人が続出!X上では「これめっちゃ欲しい」「完全にミステリーかホラー始まる奴wwww」「これ職場の入口に置きたい」などのコメントともに、10月8日時点で4.7万件以上の「いいね」が集まっています!
この画像を投稿したのは、Xユーザーの「八羽 (はっぱ)」(@aoiwa_88)さん。今回取材し、お話を伺うことができました。

普段からユニークなアイデアを形にしている八羽さん。一部は商品として販売もされています。こちらはかざすとなんでも元気になる四肢のアクリルキーホルダー。

今回のアイデアを思い付いたきっかけを伺うと、「知らない人の玄関前に置いてあった『welcome』という置物を見て、『見ず知らずの私に対しては全然ウェルカムじゃないくせに、軽々しくこんなもの置くもんじゃないよ』と思ったのが最初のきっかけです」と教えてくださいました。置物を見てそういう発想になるのがまずユニークでおもしろい……!
言葉選びについては、「『来るな』とか『お引き取りください』よりもっと遠回しで、角の立たない言葉は何かな、と考えた結果、『逃げて』になりました 」とのこと。なるほど、角が立たないよう精一杯考えた結果の「逃げて」だったんですね。なんだかんだで「welcome」よりも来客相手のことを思いやっているのかもしれませんね!?

ちなみにこちらの作品は、木をレーザーカッターで切り出して作ったとのこと。木の素材が持つ素朴さと、文字のフォントや言葉のギャップが、より狂気を感じさせる作品になっていますよね。

今回投稿した写真は叔母様のお家で撮影されたとのことで、「帰ってきた叔母に『またこんなん作って…』と呆れられました」と叔母様の反応も教えてくださいました。呆れつつも受け入れてくれているご家族の様子が浮かんで、なんとも素敵です!

作品に込めている思いについて伺うと、「元々くだらないことを考えることが好きなので、考えたことを伝える手段としてものを作っています。(文章で伝えるのが苦手なので) なので特に殊勝な想いなどはなく作っていますが、共感してもらったり、私の作ったものが誰かと誰かの話のタネになるといいな、などと思っています」と素直な気持ちを語ってくださいました。言葉で伝える代わりにものを作るって、なかなかできることではないので憧れます。そしてそれらの作品が多くの方に届いているのもとっても素敵ですよね。

ちなみに、今回の投稿に登場した作品には「欲しい」という声も寄せられていますが、「風水的にどうかと思うのであまりおすすめはしません」とのことでした。確かに、実際に置いたらいろいろ逃げていきそう……!?

今回は、「八羽 (はっぱ)」(@aoiwa_88)さんのユニークなアイデアを形にした作品をご紹介しました!八羽 さんのこれまでの作品が気になる方は、ぜひXをチェックしてみてくださいね。

取材協力者:八羽 (はっぱ)

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