「なんでみんなでバックヤードの流しに詰まろうと思ったのか、ちょっと説明してくれる?」
そんなコメントと共に投稿された4枚の写真。そのあまりの愛らしさに、大きな反響が集まっているんです!
画像をX(旧Twitter)上に投稿したのは、横浜にある猫カフェ「猫カフェmfmf(モフモフ)」のアカウント「猫カフェmfmf」(@catcafemfmf)さん。シンクの中で気持ちよさそうに身を寄せ合う猫ちゃんたちが本当にかわいらしいです。
その思わずほっこりしてしまう愛らしさが話題を呼び、「ひんやりして気持ちいいんだろうねえ」「猫好きにはたまらん光景ですね」といったコメントとともに、7月25日時点で7万件以上の「いいね」が集まっています!
今回、「猫カフェmfmf」のアカウントを運営するスタッフさんにお話を伺うことができました。
お店は神奈川県横浜市の横浜スタジアム近くに位置する保護猫カフェ。6匹の常駐スタッフ猫ちゃんとともに、たくさんの保護猫ちゃん達がお出迎えしてくれます。もちろん、保護猫ちゃんたちはお家探し中なので、審査を経て里親として猫ちゃんを引き取ることも可能なのだそうです。2024年7月現在、26匹の猫ちゃんがいるそうで、お店は過去1番の活気がある状態だそうですよ!
今回、猫ちゃんたちを発見した時の状況について伺うと、「バックヤードには猫のトイレがあるので猫のトイレの定期掃除の為に入ったところ、過去1番の流しの密度にすぐにスマホを取りにいきました。 なんでここに?!どうした?!と思いつつ、人が来た事でさらに猫が集まり、まさに猫が溢れてる状態になりました」とのこと。これ以上ないくらいにみっちり詰まっているのはやはりレアな光景なんですね!ちなみにこちらのシンクは猫しか入れない場所の動物専用の流しなのだそうです。
今回シンクに身を寄せ合っていた猫ちゃんたちは左から、素敵なお家が決まって卒業待ちの「セリカ」ちゃん、お喋りな一歳の「ちぎり」くん、こちらも卒業待ちの「姫」ちゃん、ちぎりくんの兄弟だという体の大きな「みどう」くん。そしてまるで管理人のようにこちらを見上げているのがお店のマスコット的存在の「おはぎ」くんです。常駐スタッフ猫ちゃんであるおはぎくんは、いつものんびり保護猫たちを見守っていて、この時もスタッフの「君たちなんでここに詰まってるの?」の声を聞いてバックヤードに駆け付けたのだそう。
こんなにもたくさんの猫ちゃんたちが集まった背景については、「現在、春に保護された子猫たちが店内にとても多く、ヤンチャな子が多いため、床で寝ていると子猫たちに踏まれるのでゆっくり寝たかったキジトラの二匹がここにやって来たのだと思います。そんなキジトラ達が大好きな子猫の一人がついてきて、そこにさらに子猫が…と猫が猫を呼び、あの形に」とスタッフさんは考察していました。みんな仲良しで何よりです!
ここまでの密度は珍しいものの、思わぬところが猫の人気スポットになり、そこに集まって寝るという現象はよく起こるのだそうです。この後は徐々に暑くなってきたのか、それぞれ他の場所に移動していったそうですよ。ひんやりとしたシンクもお気に入りポイントだったのでしょうね。
最後に、今回の反響について伺うと、「たまに、可愛い猫達や面白い猫達の行動をポストすると1000件くらいのいいねがつく事はあったのですが、今回は1万リポスト、7万いいねと飛び抜けた反響があり、とても驚いています」と驚いた様子。また、「普段から、猫達の保護の様子や適正飼育の啓蒙、里親募集など保護猫にまつわるあれこれを発信しているので、今回の事が猫達の魅力や猫にまつわる問題を知って頂くきっかけとなり、一匹でも多くの猫に素晴らしい家族が見つかる事に繋がれば良いなと思っています」と語ってくださいました!
たくさんの猫ちゃんに素敵な里親さんが見つかると良いですね。我こそは!という方も、ぜひお店に足を運んでみてください。今後の投稿も楽しみですね!
取材協力者:猫カフェmfmf
猫カフェmfmf 公式サイト