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子供も大人も楽しめる人形劇を生で観てみよう!全国の人形劇公演紹介

みなさんは人形劇を観たことがありますか?子供の頃にテレビでよく見ていたという方や、馴染みのあるキャラクターが思い浮かぶという方も多いかもしれません。実は、目の前で行われる人形劇には、わくわくする物語やかわいい造形など様々な魅力に溢れています。今回は、夏休みに子供も大人も夢中で楽しめること間違いなしの、全国で行われる人形劇公演3選をご紹介します!

日本最大の人形劇の祭典が開催!「いいだ人形劇フェスタ2024」

過去の有料公演の一場面

1つ目にご紹介するのは、日本最大の人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ2024」です。1979年から40年以上続く歴史があり、世界最大級の規模と内容を誇るイベントと評されています。公演は長野県飯田市と近隣町村の約140会場にて行われます。今年は「やろうよ みんなで」をテーマに、国内外からプロ・アマチュア・学生の劇団やヨーロッパやアジアの劇団まで多彩な約300の劇団が参加し、4日間でなんと約400以上の公演が行われます!

人形劇の路上公演

フェスタの公演は全公演共通のワッペン(700円)を購入することで、「ワッペン公演」を原則自由に観劇することができますが、「有料公演」も大きな魅力の1つです。子どもだけでなく大人も楽しめるようなパワフルな作品が多く、人形劇に馴染みのない方には“目からウロコ”体験になるかもしれません。期間中には、ワークショップや体験型イベントも開催されます。プロの講師による丁寧な指導のもと、親子で楽しめる体験講座から本格的な実践講座が並び、人形づくりや人形操作を知って、人形劇について楽しく理解を深めることもできます。

また、8月3日(土)は市街地の各所で縁日やパフォーマンスが行われ、夕方からはフェスタ参加劇団が人形を掲げて市民と触れ合う「わいわいパレード」、夜には市民連による「飯田りんごん」が流し踊られ、1日の締めくくりには打ち上げ花火も上がる特別な1日になります。飯田市を舞台に繰り広げられるお祭り、「いいだ人形フェスタ2024」で人形劇の魅力にたっぷり触れる夏休みはいかがでしょうか?

▶イベント概要
【開催日】2024年8月1日(木)~4日(日)
【会場】長野県飯田市及び周辺市町村 約140ヵ所
【時間】会場ごとに異なる
【参加方法】全公演共通の参加証ワッペン(700円 3歳以上)が必要 ※有料公演等についての詳細は公式サイトへ
いいだ人形劇フェスタ2024公式サイト

親子で楽しめる演目や名作まで「夏休み文楽特別公演」@大阪・国立文楽劇場

2つ目にご紹介するのは国立文楽劇場7・8月恒例の「夏休み文楽特別公演」です。
約300年前に生まれ、日本の伝統芸能の1つである「人形浄瑠璃文楽」。「伝統芸能」と聞くとつい難しいのではないかと身構えてしまいますが、こちらは初めての文楽という方にもおすすめの公演です。

「五行山の段」より(平成26年夏休み文楽特別公演)
「明石浦船別れの段」より(平成21年夏休み文楽特別公演)
「豊島屋油店の段」より(平成30年11月文楽公演)

公演は第1部~第3部と分けられており、第1部は、小さな子どもたちでも楽しむことができる「親子劇場」。国立文楽劇場初上演となる『ひょうたん池の大なまず』、出演者によるわかりやすい解説『文楽ってなあに?』、そして孫悟空や三蔵法師らが活躍する『西遊記』の3演目です。第2部は、文楽のマスターピースを堪能することのできる「名作劇場」。今年は、夏の夜に宇治川の蛍狩りで出逢った二人のすれ違いの恋物語『生写朝顔話』が上演されます。第3部は、「サマーレイトショー」。演目は、今年没後300年となる近松門左衛門の異色作『女殺油地獄』です。

第1部では有料イヤホンガイドの貸し出し、第3部では字幕付きの上演になっているなど、初めての方でも安心して観劇することができそうです。さらに、第1部ではお得な親子料金もあるとのことです!夏休みは、ぜひ親子で国立文楽劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

▶公演概要
【期間】2024年7月20日(土)~2024年8月12日(月)
【会場】国立文楽劇場(大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10)
【開演時間】第1部 親子劇場:午前10時30分、第2部 名作劇場:午後1時30分、第3部 サマーレイトショー:午後6時
【料金】詳細は公式サイトをご覧ください
公式サイト
夏休み親子企画特設サイト

人形劇屈指の演出家くすのき燕とひとみ座が初タッグ『メープル農場のどうぶつたち』

3つ目は、人形劇団ひとみ座主催『メープル農場のどうぶつたち』をご紹介します!
チェコの国際人形劇フェスティバルでグランプリを受賞した人形劇屈指の演出家くすのき燕氏と、ひとみ座の初めてのタッグとなるオリジナルパペットショーです。国内外で長年活躍し続ける二者による公演は、子どもも大人もともに楽しめる内容となっています。

ちなみに、人形劇団ひとみ座は『ひょっこりひょうたん島』の人形デザイン・製作・操作などを行っているので、テレビでよく見るパペットキャラクターたちも、もしかするとひとみ座の作品や人形操作であることも多いかもしれませんよ……!2024年7月現在で売り切れとなっている回も多数あるため、気になった方はぜひお早めにチェックしてみてください。

▶ストーリー
メープル農場では動物たちが穏やかに暮らしていた。みんなそれなりに幸せだった。でもそれぞれに叶わぬ願いをもっていた。美しくなりたい、違う世界を見てみたい…。そんな中ひとつのウワサが流れる。「青い月に願えば、その願いはかなう」。果たして夢見る動物たちの運命は!?<上演予定時間 休憩込 約80分>

▶公演概要
【期間】2024年8月21日 (水) 〜 2024年8月25日 (日)
【会場】県民共済みらいホール(神奈川県横浜市中区桜木町1-1-8-2)
【開演時間】詳細は公式サイトをご覧ください
【料金】大人2,800円、子ども2,200円(子ども料金は4才~高校生) 団体(10名以上):大人2,200円、子ども1,800円 ※当日は各500円増、全席指定、カンフェティからの購入で各券種300円割引
人形劇団ひとみ座公式HP
人形劇団ひとみ座公式X

今回は、夏休みに子供も大人も夢中で楽しめること間違いなしの人形劇公演を3つご紹介しました!それぞれ異なる魅力があって、全部観に行きたくなっちゃいますよね。ぜひ親子で素敵な夏のひとときを過ごしてみてください。気になるものはお早めにご予約を!

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