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雑貨、食べ物をミニチュアアートで再現!等身大と変わらないクオリティにびっくり!

ミニチュアアーティストとして活動されている、Nunu’s Houseさんこと田中智さんの多くの作品の再現度が、多々あるミニチュア作品の中で、群を抜いて「再現度が高い!」と話題になっています。

細部まで作られた金平糖の入れ物や蓋が取れる和ヤカンなど、”動き”のある作品に遊び心を感じると共に、小さくとも実用性を感じること出来る作品である事からファンユーザー層の心を捉えています。

小さくとも焼きたてのカリカリ感は、まるで本物!

焼きたてのクロワッサン、カリッと焼かれた狐色の食欲をそそる表面、食べられそうだけど、これらも田中さんのミニチュア作品。まず、再現度にびっくりなのですが、指先に収まるサイズということにダブル驚き!

田中さん自身、洞察力と再現技術がある為このような細部までこだわった作品を作り出せるとのことで、様々な作品がある中、制作対象を決める時には「制作過程が面白そうと感じる時や作品を見る方たちが、共感できそうと感じた時にアイデアが浮かびます」と話していただけました。

細々とした作業と集中力が求められるミニチュア作品にはどのくらいの時間がかけられているのかも気になります、、「作品にもよりますが、サイズが大きめのものにおいては、約半年になり、小さいものであれば約一週間などになります」とのこと。
また、様々な作品を手がけている中、製作において大変だった作品についてもお聞きしたところ「大きい作品は作り込みしないといけないので大変です。小さい物では皆さんが知っている題材ほど細部まで記憶に残っているのでリアルに作る為に試行錯誤が必要です」とお話いただけました。

普段見慣れているものこそ、細部や特徴をとらえて作品にするのは、田中さんのおっしゃる通り、かなりの試行錯誤や様々な角度からの見え方などを再現できる洞察力が必須になりますね。

一つのカテゴリでは収まらない、多種多様な作品たち

食べ物や食器、そして家具など多くのミニチュア作品を手がけている田中さん。漆の艶感はもちろん水分を含んだ果物の断面など、これほど多くの観察力を要する作品を作り続けて来れたのはどうしてでしょうか?「色々な“物作り”がある中で、小さく細かいものは、技術的に難しく、得られる満足度も高かったので、性格的に続けられ今に至っている」と制作者の田中さんにお話しいただきました。

広く様々なジャンルのミニチュアアートを作られておりますが、どちらも田中さんの世にありふれた”モノ”に対しての関心と観察力、制作過程を楽しみながら作られているという思いに満ちた作品であると感じます。

取材協力者:Nunu’s House(田中智)

記事執筆者:ちゃんりょー

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