道路上で「目を閉じて動かないフクロウ」に遭遇したというTwitterユーザーの投稿が話題になっている。
話題の投稿は、6月27日に「山族ゾク」さんが書き込んだツイート。「えっフクロウ…危なかったーそこに居たら轢かれちゃうよ！怪我しているのか、寝ているだけなのか全く動かずジッとしたままです」などと記し、道路の真ん中で目を閉じて微動だにしないフクロウの写真や動画を投稿した。
えっフクロウ…
— 山族ゾク (@sanzokukyotei) June 27, 2023
危なかったー
そこに居たら轢かれちゃうよ！
怪我してるのか、寝てるだけなのか
全く動かずジッとしたままです
危ないのでなんとかして端に寄せようというミッションスタートだ
とりあえず動画も撮った pic.twitter.com/8LQtNBH08C
「山族ゾク」さんは、フクロウが車に轢かれたりしないように道路の端へ連れていくミッションを開始。身体をつかんで端に寄せようと後ろから近づくと、意識はあったようで「目つぶったままこっち向きました」とのこと。やがて、フクロウは翼を広げ、元気に飛んでいったという。
なぜ道路の真ん中で目をつぶって静止していたのかは分からないが、無事に飛び立っていったことで、「山族ゾク」さんは、「やばい！翼広げた、デカイ飛んだーフクロウ飛んでったぞー！！まじで！なんか、超嬉しいー。なんだったのか不明だが安心して下さい。飛んでますよ。僕が助けたw」と報告した。
これに対して、ネット上では「フクロウさんかわいい！」「めっちゃ貴重な映像ありがとうございます！」「優しい…フクロウが無事でよかった」などとさまざまなコメントが寄せられ、約2万件のリツイート、19万件超の「いいね」が集まるなど話題を呼んだ。
投稿者の「山族ゾク」さんにお話を聴いたところ、場所は岩手県で27日の21時半〜22時くらいの出来事だったとのこと、最初に見た時の感想は「このままだと轢かれる可能性あるのでなんとかしようと思いました」とのことで、自力で飛んでいたフクロウを見届けたことで「ホッとしました」と心境を明かしてくれた。
今回の投稿には「私も道路の真ん中にいたフクロウを歩道まで移動させたことあります」「道端でフクロウ見かけたの俺だけじゃなかったんだ」「私も夕方の交通量の多い交差点のど真ん中にたたずんでた子フクロウ保護したことあります」といった声も寄せられており、こうした事態に遭遇した人は意外と他にもいるようだ。理由については「車とかに当たって脳震盪を起こしたのでは」「車のライトに目がくらむとこうなるって聞いた」といった推測が上がっている。
いずれにしても、フクロウを助けたいという投稿者の思いと無事に飛び立っていったという結末に「ほっこりした」という人が多く、ネット上で反響が広がっているようだ。
取材協力者：山族ゾク
