阪急交通社が2022年に催行した夏祭り関連ツアーの申込者数ランキングを発表した。
コロナ渦の影響で縮小傾向にあった夏祭りだが、今年は日本各地で多くの夏祭りが開催予定となっている。
2022年はたしてどの夏祭りが人気となったのか！？
3位 阿波踊り（徳島県）
徳島県徳島市で毎年8月12日から15日のお盆期間に開催される盆踊りである。
江戸時代より約400年続く日本の伝統芸能の一つ。
ダイナミックで勢いがある「男踊り」に、優雅で可憐、艶っぽさもある「女踊り」がある。そこに鉦、鼓、締太鼓、大太鼓、笛、三味線の組み合わせを基本とした楽器の「鳴り物」が合わさり、お盆の夏を熱狂へと変えていく。
人出は約130万人、踊り子は約10万人とまで言われている大規模なお祭り。東京・高円寺、埼玉・越谷などでも、夏に開催されており、本場の雰囲気を楽しむことができる。
◆2023年の開催期間：2023年8月12日（土）～8月15日（火）
2位 おわら風の盆（富山県）
富山県富山市八尾地区で、毎年9月1日から3日にかけて行われている富山県を代表する行事。
300年もの歴史があり踊り継がれてきた「越中おわら節」を伝承する大切な行事となっている。哀愁漂う音楽と美しく艶やかな踊りが特徴的で、浴衣やはっぴ姿の男女が編み笠をかぶり、おわら節に合わせて三日三晩踊り歩く。格子戸の民家、土蔵等、昔の面影を残す町並みに数千のぼんぼりが立ち並び幻想的な雰囲気が魅力のとなっている。毎年全国から25万人以上の見物客が訪れる人気行事。
◆2023年の開催期間：2023年9月1日（金）～9月3日（日）
1位 東北四大夏祭り～青森ねぶた祭、秋田竿燈（かんとう）まつり、山形花笠まつり、仙台七夕まつり～（青森県、秋田県、山形県、宮城県）
日本人なら誰もが知る、青森ねぶた祭などの東北四台夏祭りが1位に選ばれた。
東北四大祭りとは、青森県青森市の『青森ねぶた祭』、秋田県秋田市の『秋田竿燈まつり』、宮城県仙台市の『仙台七夕まつり』、山形県山形市の『山形花笠まつり』を「東北四大まつりツアー」などと称して一般化したのが『東北四大夏祭り』である。どの祭りも8月上旬に開催となる。
◆2023年の開催期間
青森ねぶた祭：2023年8月2日（水）～8月7日（月）
秋田竿燈まつり：2023年8月3日（木）～8月6日（日）
山形花笠まつり：2023年8月5日（土）～8月7日（月）
仙台七夕まつり：2023年8月6日（日）～8月8日（火）
2023年は制限がなくなり従来通りの開催となることが見込まれるため、各地で日本の風物詩が大いに盛り上がる事は間違いないだろう。
引用元：プレスリリース（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000461.000007099.html)
【NN編集部】
