“芸能人は歯が命”というコピーに反応するのは、ある程度の年齢以上の方かもしれませんが、歯は誰でもどの年代でも本当に大切。
特に年齢を重ねるほど、定期的な歯科検診で歯と歯ぐきのチェックや歯石取りをしておきたいところです。もちろん、日々のセルフケアも欠かせません。そんな毎日使う【歯ブラシ】、何となくで買っていませんか?
今回は歯のセルフケアを少し楽しくしてくれるかもしれない、筆者が気になって使ってみた歯ブラシ2本をご紹介します。
タフト24 ― 歯科専用でコスパ抜群の定番モデル

まずは、X(旧Twitter)で見かけて気になった『タフト24』。
“プラークを落とす”にこだわった歯科専用の日本製歯ブラシです。それでいて価格は140円程度と驚くほどお手頃!
※“プラーク”とは、食べかすではなく、歯の表面に付着した細菌の塊。口内の常在菌とその産生物。白色または黄白色でネバネバした感触。
私が通っている歯科の歯科衛生士さんから「ヘッドが小さいものを選んで下さい」と言われているのですが、このタフト24はその条件をしっかりクリア。毛束は細くて密集しており、見た目からも丁寧な作りが伝わります。

私は少し硬めが好きなので『ミディアム』と『ミディアムソフト』を購入しました。

『ミディアム』を使ってみましたが、思ったよりかなり硬めでしっかりしています。
そのため、あまり力を入れずに磨けて、またヘッドが小さいので奥まで届きやすいのが魅力。
いつもより歯がつるつるになり、また歯ぐきもマッサージされるようで、磨き心地は抜群でした。ただ、しっかり磨けるので私のような知覚過敏がある場合は、『ソフト』に変えて優しく磨くと、ちょうどよいかもしれません。
公式HPには「ピッタリなかたさの選び方」が丁寧に書かれていますので、購入する前にチェックですね(反省)。
▶商品情報
「タフト24」
【価格】140円ほど
【販売場所】全国
※店舗によって価格が異なる場合があります。
タフト 公式Webサイト
HaRENO(ハレノ) ― “奇跡の歯ブラシ”の名にふさわしい新感覚

もうひとつは、以前から気になっていた「奇跡の歯ブラシ」というキャッチコピーの『HaRENO(ハレノ)』。見た目からしてユニークなピラミッド形状が特徴です。
こちらも日本製で、価格は税込600円ほど。歯ブラシとしては高めですが、そのぶん期待も高まります。
ヘッドは小さめで、前述した歯科衛生士さんの必須条件もクリア。使ってみると中心部の毛束が非常に密集しており、角度によって磨き心地が変わるのが面白いです。

山になった部分が歯や歯ぐきに当たると、同じ力でも圧がかかり、ピンポイントでツボを押されているようで気持ち良い♪
また、歯のすき間にも自然に山の部分がフィットするため、なぞるだけで汚れが落ちる感覚です。

まさに“奇跡”という名前に納得。
▶商品情報
「HaRENO」
【価格】600円ほど
【販売場所】全国
※店舗によって価格が異なる場合があります。
HaRENO 公式Webサイト
推し歯ブラシで、ケアを“義務”から“楽しみ”に
今回は2つの歯ブラシをご紹介しましたが、いまや歯ブラシも、形状や硬さ、デザインまで本当に多種多様。自分の口に合う“推し”歯ブラシを見つければ、毎日のケアがぐっと楽しくなります。
お気に入りの一本で、歯科検診で褒められる健康な歯を目指しましょう!