横浜発祥のカフェブランド『UNI COFFEE ROASTERY（ユニコーヒーロースタリー）』。地元を中心に店舗を増やし、今ではあちこちでそのロゴを見かけるようになりました。私自身も、これまでいくつかの店舗を利用してきましたが、今回は初めてパシフィコ横浜にある店舗へ行きました。2025年5月にオープンし、パシフィコ横浜の建物の中でも一番端という、ちょっと見つけにくい場所にあるため、知る人ぞ知る穴場カフェ。観光客で賑わうみなとみらいエリアにありながら、落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごせる場所です。
カフェがあるのは、パシフィコ横浜ノース棟の2階。すぐ隣には高級ホテル「ザ・カハラ・ホテル＆リゾート横浜」が建ち並び、宿泊客にとっても便利な立地です。
訪れたのはちょうどお昼を過ぎた頃。この日、パシフィコ横浜ではイベントが行われており、スーツ姿の方が目立ちました。店内は全部で55席。おひとりさま向けのカウンター席から、2人、4人用のテーブル席まで幅広く、用途に合わせて利用しやすい印象です。
テイクアウト利用の方が多かったため、今回はすぐに座れました。座ったのは大きな窓際のカウンター席。目の前には明るい陽射しが差し込み、開放的な雰囲気です。
テーブルの下には小さめながらも荷物置きがあり、パソコンバッグなどを置くのに便利。
テーブル上には電源コンセントも完備されているので、作業をしたい時にも重宝します。さりげなくテーブルに配置されたラインが、自分のスペースを自然に保てる工夫になっており、隣の方とも程よい距離感が保たれていました。
普段からユニコーヒーを利用していることもあり、この日はあえていつもと違うメニューをチョイス。注文したのは、Mサイズの『カフェラテ』（税込570円）。そこに追加料金360円をプラスして、元プロ野球選手、アレックス・ラミレス氏が母国ベネズエラから厳選した『ベネズエラスペシャルティコーヒー豆』を選びました。さらに、お腹を満たしてくれそうな『ハム＆チーズ ホットサンド』（税込570円）も一緒に注文。
カフェラテは、蓋を開けた瞬間に濃厚な香りがふわっと広がり、思わず深呼吸したくなるほど。家で飲むカフェラテとは全く違う、贅沢な香りです。少し多めにお金を払った分、リッチな気分を味わえます。この日はとても暑かったのでアイスにしたのですが、ホットだったらもっと濃厚な香りが楽しめたかも、と少し後悔。
ホットサンドは、パンの表面がカリッと焼き上げられていて、中のチーズはとろりと溶ける絶妙な仕上がり。ハムの塩味がほどよく効いていて、カフェラテとの相性も抜群です。気づけばあっという間に完食。お腹が空いている私には物足りなく、もう一品頼もうか迷いましたが、次の予定が迫っていたため我慢することに。
帰り道、すぐ近くにある臨港パークに立ち寄りました。パシフィコ横浜から歩いてすぐの距離にあるこの公園は、海沿いの風が心地よく、横浜ベイブリッジや横浜港の景色が広がる絶好のロケーション。ベンチや芝生エリアも多く、ピクニックや散歩など、のんびり楽しむのにぴったりです。
パシフィコ横浜ノース店限定『PARK COFFEE SET』（ユニコーヒーのフードやスイーツ、ドリンクがセットのテイクアウトメニュー）を持って、臨港パークで過ごすのもおすすめ。海風を感じながら飲むコーヒーは格別です。
さらに14時頃からは、ユニコーヒーで人気の『生ドーナツ』も販売。コーヒーとの相性も良く、こちらのテイクアウトもおすすめです。
臨港パークでは、もうひとつ楽しみなニュースも。10月17日（金）に『横浜ティンバーワーフ』が開業予定です。外観はすでに完成しており、訪れた時には、内装の仕上げ作業が進んでいました。木の温もりを感じる複合施設として注目されており、カフェやレストランなどが入る予定です。開業後は、臨港パークの新しいお出かけスポットになりそう。
パシフィコ横浜ノース店は、パシフィコ横浜でのイベントや貸切などで、不定期に休業をする場合があります。訪れる際は、事前に公式情報をチェックしておくと安心です。
▶店舗情報
【店舗名】UNI COFFEE ROASTERY パシフィコ横浜ノース
【住所】神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-2パシフィコ横浜ノース2F
【営業時間】9:00～18:00
公式Webサイト
ユニコーヒーが気になった方は、以前、川崎市役所にあるユニコーヒーの限定メニューもご紹介しています。ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。
