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新しい年に始めてみよう!自分のために書くノート

新しい一年が始まりましたね。新年に合わせてノートや手帳を新調すると、「今年は去年と違う使い方をしてみようかな?」なんて考えるものの、結局はいつもと同じようにスケジュールや日記を書くだけになってしまう……なんて経験をされている方も多いと思います。
今回は、そんな方にもぜひおすすめしたい、自分のために書くノートの使い方を3つご紹介します!詳しい方法が記載された書籍も併せてご紹介しますので、興味のある方はぜひ参考にしてくださいね。一年間続ければ、より素敵な未来が待っているかも……!

自分の暮らしに「いいね!」する、スケッチジャーナル

まずご紹介するのは、イラストレーターや文筆家として活動するハヤテノコウジさん提唱の「スケッチジャーナル」。「スケッチジャーナル」とは、いわば自分のための「絵日記」のようなもので、日々を記録して振り返ることで「自己肯定感を高める」ことを目的としています。

『スケッチジャーナル 自分の暮らしに「いいね!」する創作ノート』(ハヤテノコウジ・著/株式会社G.B.・刊)
書影は版元ドットコムより

「絵日記」と聞くと小学生の頃に宿題で描いたようなものを思い浮かべるかもしれません。そんな人はぜひInstagramなどで「#スケッチジャーナル」と検索してみましょう!その日食べたものや買ったもの、いいなと思った風景……たくさんの自由に描かれたスケッチジャーナルが投稿されていて、自分でも描きたくなってくるはずです。

一方で、「こんな素敵な絵は描けない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。実はスケッチジャーナルにおいては、SNSで「いいね!」がもらえるような絵を描く必要はまったくありません。絵心のあるなしは関係なく、他人の評価は気にせず自分のために描けば良いのです!実際に手を動かして描いてみると、あまりうまく描けなくても達成感があり、ページが少しずつ埋まることで「あれ、いいかも……?」と思えるようになってきます。その経験を積み重ねることで、なんてことないと思っていた自分の日常が、特別なものに見えてきますよ!
日々何をしていたのか、忙しない現代ではすぐに忘れてしまいがちですが、たまに自分と向き合い記録する時間を作ってみると、あとで見返した時「ああ~これこれ!」と記憶が鮮やかに蘇ってきて楽しいものです。

スケッチジャーナルの詳しいやり方や応用については、ハヤテノコウジさんの著書『スケッチジャーナル 自分の暮らしに「いいね!」する創作ノート』にまとめられています。こちらもぜひチェックしてみてください。

ミーニング・ノートでチャンスをつかむ

『新版ミーニング・ノート 1日3つ、チャンスを書くと進む道が見えてくる』(山田智恵・著/株式会社金風舎・刊)
書影は版元ドットコムより

続いてご紹介する「ミーニング・ノート」は、株式会社ダイジョーブのCEO、山田智恵さんが発案した人気の高いノート術。日々の「チャンス」=「心が動いた出来事」を毎日3つノートに書き留め、一週間ごと、月ごとにそれらのチャンスを見返す、というシンプルなものですが、人生が好転する秘密がたくさん隠されています!
チャンスを書き出してそれらの出来事に価値を見出す「意味づけ力」を高め、書き溜めたチャンスを見返すことでそれぞれのつながりを分析し、新しい価値や成功パターンを見出す――これを繰り返すことによって、人生の新しい道が切り開けるようになっていくのです。
チャンスには3種類あり、ネガティブな出来事も「スパイシーチャンス」として捉え、ノートに書き留めます。「ネガティブなことがチャンス……?」と思うかもしれませんが、あとで分析してみると他の意外な出来事に繋がっていることが分かるなど、思いもよらない気づきを得ることも。

詳しいメソッドは山田智恵さんの著書『新版ミーニング・ノート 1日3つ、チャンスを書くと進む道が見えてくる』で学ぶことができます。シンプルながらも奥が深いメソッドなので、「人生を良い方向に変えていきたい!」という思いがある方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

独学で英語力アップ!英語日記

『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法』(新井リオ・著/株式会社左右社・刊)
書影は版元ドットコムより

「ノートを書きながら、何か身に着けたい!」という方にぴったりなのが、英語日記です。名前の通り、英語で日記を書くことで英語力アップを目指すもので、書き方も様々。今回は実体験としてとても参考になる、新井リオさんの著書『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法』をご紹介します。
新井さんは19歳の頃から英語日記を書き始め、その三年後にはカナダに渡り、デザイナーとして収入が得られるように。帰国後もデザイナー・イラストレーターとして活躍されています!もちろんその背景には様々な工夫とたゆみない努力があり、書籍にはそのエッセンスを凝縮。英語勉強法だけでなくカナダでの生活についてもつづられており、夢をかなえるヒントがたくさん散りばめられています。

新井さんの場合、「英語が話せるようになりたい」という強い思いがあったことから、自分で書いた英語日記をオンライン英会話で添削してもらうなど、かなり力の入った英語学習をされていたようです。いきなりそこまでするのはなかなか難しいですが、まずはいつもの日記に一文の英語を添えてみる、それだけでも継続すれば効果は出てくるはず。ハードルは低く設定して、まずは一歩、踏み出してみませんか!

今年は自分のためにノートを書いてみよう!

今回ご紹介した使い方以外にも、ノートの活用方法はまだまだたくさんあります。しっかりとした目的を持って書き始めるのも良いですし、軽い気持ちで始めて気が付けば習慣になっていた……という流れも素敵ですよね!書くことが自分の生活の一部になれば、楽しく継続することができそうです。この記事が、新しいノートや手帳に何か一つプラスするきっかけになれば嬉しいです。みなさんの一年が素敵なものとなりますように!

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