塾や習い事に関する総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」は、全国の小学生の保護者500人を対象に「LGBT・性の多様性教育」について、インターネット調査を行った。約9割の保護者が、小学生の“性の多様性教育”について「必要」と回答した。
調査ではまず、小学生の保護者にLGBT・性の多様性についてどの程度理解していると思うか聞いたところ「どちらかと言えば理解している(なんとなく多様なあり方を受容する)」がもっとも多く約半数の55%だった。
自ら関心をもつようにしているという保護者は、「とても理解している(積極的に関心をもつようにし、多様なあり方を受容する)」6.4%と、「理解している(関心をもつようにし、多様なあり方を受容する)」28.4%をあわせて34.8%という結果になった。
続いて、LGBT・性の多様性について、子どもたちにはいつから話すのがよいと保護者は考えているのか。
保護者に、自ら子どもにLGBT・性の多様性について話をしたことはあるかと聞いたところ、「ある」と答えたのは36%。そこで、子どもに話をしたことがない理由について聞くと、もっとも多かったのは「年齢的に理解できない(まだその時期ではない)と思ったから(39.7%)」「(知識不足で)どのように説明すればいいかわからないから(37.8%)」との回答だった。
しかし、自ら説明したことのある保護者は少ないものの、小学生の子どもにも性の多様性教育は必要だと思うか聞いたところ、「とてもそう思う」「そう思う」をあわせて、約9割の保護者が教育の必要性を感じていることが明らかとなった。
また、どのような教育方法がよいか聞いたところ「学校での教育を充実させる(33.8%)」と答えた保護者がもっとも多い結果になった。
一方で「自分自身が知識を深め、子どもに教える(21.6%)」「家族の会話などで話題を自然に出す(20.9%)」と答えた保護者も多く、保護者も自ら子どもに伝えることが大切だと感じている様子がうかがえる。
最後に、子どもがLGBT当事者だった場合に理解を示せると思うかと聞いたところ「理解できる(26.6%)」「すぐには理解できないが、理解できるように努める(64.6%)」合わせて約9割の保護者が、理解したいと考えていることが分かった。
テラコヤプラス by Ameba:https://terakoya.ameba.jp/
引用元:プレスリリース
【NN編集部】