Collection

豆腐ファッションの麻生久美子、81歳ベテラン藤竜也のことが「すっごい好き」

尾道の昔ながらの⼩さな⾖腐店で、すれ違う⽗と娘の⼼温まる愛情を描いた映画『⾼野⾖腐店の春』(8月18日全国公開)がついに完成!8月7日には都内映画館で完成披露試写会が行われ、主演の藤⻯也、共演の⿇⽣久美⼦、中村久美、徳井優、⼭⽥雅⼈、桂やまと、三原光尋監督が参加した。

本作の内容にちなんで「幸せを感じたこと」をそれぞれ発表。藤は「毎朝自分で味噌汁を作って、熱い味噌汁を啜るときに『あああ』と声が出る。あの時が一番幸せ。何気ない日常が繰り返されるのが幸せです」としみじみ。麻生は「子供たちの笑顔を見た時が一番幸せを感じる」と実感を込めて「昨日家族でアニメ映画を観に行きました。下の子が小1なので字幕の漢字が読めなくて心配したけれど、わからないなりにも色々と感じて私のことを見てニコニコしていた。なんて純粋に映画を楽しんでいるのだろうかと感動しました」とすっかりママの表情だった。

一方、ウナギ好きという三原監督。「僕はウナギが大好き。うな重の蓋を開けた時のあの5秒間が大好き。当初は豆腐ではなく、ウナギ映画を作ろうかとさえ思っていた」と幸せな瞬間を明かすと、三原監督と3度目のタッグとなる藤は「監督からは『藤さんが85歳くらいになったらもう一度一緒にやりませんか』と言われました。きっとウナギの映画になるでしょうね。ウナギを打ったり裂いたり…難しいだろうなあ」と悩みつつも満更ではなさそうだった。

辰雄(藤)の娘・春役の麻生は、本作を通して豆腐へのリスペクトが生まれたそうで豆腐カラーの白いさわやか衣装で登壇。親子役共演の藤の印象を聞かれると「藤さんは本当にカッコいい!それでいてとてもチャーミングで可愛らしい一面があってそんなギャップにやられました。すっごい好きです!」と惚れ惚れ。ベテランの藤を「こ、困りますねえ」と照れさせていた。そんな藤は愛娘・麻生について「娘の父親というものがどんなものかわからなかったけれど、麻生さんと現場で演じていくうちにこんな娘だったらオロオロするだろうなと思いました」と目を細めていた。

辰雄の悪友で理髪店の店主・金森繁役の徳井は「役名であっても藤竜也さんのことを『タッちゃん!』と呼べたのが良かった。もうタッちゃんと言えれば何をやっても大丈夫だった」と役名に助けられた様子。すると藤は急に「話は変わるけれど、徳井さんが出演した『引っ越しのサカイ』のCMは良かったですよ。すごく印象に残っています」と若き頃の徳井が出演して話題になったCMの話をしだして、徳井を「突然何を言い出すんですかっ!?」とずっこけさせていた。

辰雄の気のいい仲間でお節介なタクシー運転手・横山健介役の山田は「タクシーの運転手という設定ですが、運転するシーンが出てこない!この肩書いらないのでは?」と笑わせつつ「この作品に出演して藤竜也さんのことを『タッちゃん!』と呼べたことが芸能界に入って一番嬉しかったことです」と喜びを噛みしめていた。

RELATED

PAGE TOP